特許
J-GLOBAL ID:200903063263371167

内燃機関の電子制御燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-056006
公開番号(公開出願番号):特開平6-272586
出願日: 1993年03月16日
公開日(公表日): 1994年09月27日
要約:
【要約】【目的】燃圧と吸入負圧との差圧が一定になるように、燃料ポンプの吐出量を制御するシステムであって、始動時には強制的に燃料ポンプを最大吐出量に制御する構成において、始動時の噴射精度を向上させ、以て、始動時の排気性状及び始動性を改善する。【構成】機関の始動時でない場合には、燃圧と吸入負圧との差圧を一定にすべく燃料ポンプの吐出量を制御する(S1→S2)。一方、機関の始動時には、前記燃料ポンプに最大電圧(バッテリ電圧)を印加し、最大吐出量に設定する(S1→S3)。このとき、燃圧と吸入負圧との差圧を演算し(S5)、この実際の差圧と差圧目標値との偏差に応じて始動時の噴射パルス幅を補正する(S6)。
請求項(抜粋):
燃料ポンプによって燃料タンク内の燃料を吸引し、該吸引した燃料を燃料供給通路を介して燃料噴射弁に圧送すると共に、機関運転条件に応じて演算される噴射パルス信号の噴射パルス幅に応じて前記燃料噴射弁を間欠的に開弁制御する構成の内燃機関の電子制御燃料噴射装置において、前記燃料供給通路内の燃料の圧力を検出する燃圧検出手段と、該燃圧検出手段で検出される燃料の圧力が目標圧力になるように前記燃料ポンプの吐出量を制御する燃料ポンプ制御手段と、機関の始動状態において前記燃料ポンプ制御手段に優先して前記燃料ポンプを最大吐出量に制御する始動時ポンプ制御手段と、該始動時ポンプ制御手段により前記燃料ポンプが最大吐出量に制御されているときに、前記燃圧検出手段で検出される燃圧と目標圧力との偏差に応じて前記噴射パルス幅を補正する始動時パルス幅補正手段と、を含んで構成されたことを特徴とする内燃機関の電子制御燃料噴射装置。
IPC (3件):
F02D 41/06 325 ,  F02D 41/32 ,  F02M 37/08
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • エンジンの燃圧制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-183552   出願人:スズキ株式会社
  • 特開昭50-055446
  • 特開平1-190932

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