特許
J-GLOBAL ID:200903063310272890
低容量かつ非接触な液体の分注方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人明成国際特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-564592
公開番号(公開出願番号):特表2005-516220
出願日: 2003年01月27日
公開日(公表日): 2005年06月02日
要約:
【課題】 反復した精密で低容量の液体を非接触液体分注装置の分注オリフィスから分注する方法を提供する。【解決手段】 分注装置の細長い連通通路は、システム流体リザーバと流体連通する一端および分注オリフィスにおいて終端する反対端内部壁によって規定される。システム流体は、システム流体リザーバから分注オリフィスへと実質的に連続的に伸びる連通通路内に入れられる。気体流体が連通通路の断面寸法の横断面にわたって実質的に連続的に伸びるように、比較的小さい容量の気体流体が分注オリフィスを通して吸引され、連通通路内に導かれる。その後、吸引された気体流体の比較的小さい容量が、連通通路の内部壁と、連通通路に含まれるシステム流体および分注液体の間の液体境界との間に完全に閉じ込められた微細な単体のエアギャップを形成するように、分注液体は、分注オリフィスを通して吸引され、連通通路内に導かれる。このエアギャップは、液体境界におけるそれらの間の分散および希釈を実質的に阻止する。分注を行うために、所定のパルス幅を持つ急速な圧力パルスが、微細なエアギャップから上流でシステム流体に印加され、微細エアギャップの実質的な流体圧縮なしに、圧力パルスが微細エアギャップを移動し、分注液体へと伝わるようにする。これにより分注オリフィスから液体を分注することの実質的に正確で比較的低容量の非接触液体分注が可能になる。
請求項(抜粋):
システム流体リザーバと流体連通した一端、および前記分注オリフィスにおいて終端する他端を有する長細い連通通路を規定する内部壁を提供する非接触液体分注装置の分注オリフィスから反復した正確で低容量液体分注を行う方法であって、
前記システム流体リザーバから前記分注オリフィスへ実質的に連続に伸びる前記連通通路内にシステム流体を入れること、
比較的小さい容量の気体流体を前記分注オリフィスを通して、前記連通通路内に吸引することによって、前記気体流体が実質的に連続的に前記連通通路の前記断面寸法の横断面にわたって伸びるようにすること、
分注流体を前記分注オリフィスを通して吸引し、前記連通通路内に吸引することによって、前記比較的小さい容量の吸引された気体流体が、前記連通通路と、前記システム流体および前記連通通路内に含まれた前記分注流体の液体境界との間に完全に閉じ込められた微細な単体のエアギャップを形成することによって、前記液体境界においてそれらの間の分散および希釈を実質的に阻止すること、および
所定のパルス幅を持つ急速な圧力パルスを、前記微小エアギャップから上流の前記システム流体に印加し、前記圧力パルスが前記微小エアギャップを通して前記分注液体に実質的に前記微小エアギャップの流体圧縮なしに伝わるようにすることによって、実質的に正確で、前記分注オリフィスからの前記分注液体の比較的小容量の非接触液体分注を行うこと
を含む方法。
IPC (2件):
FI (3件):
G01N35/06 J
, G01N37/00 102
, G01N35/06 D
Fターム (5件):
2G058AA09
, 2G058EB21
, 2G058EC07
, 2G058ED16
, 2G058GB10
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開平4-329363
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液状試料の定量採取方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-048595
出願人:三菱化学エンジニアリング株式会社
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特開昭63-163168
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液体分注装置
公報種別:公表公報
出願番号:特願2000-606348
出願人:パイロシーケンシング・アーベー
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