特許
J-GLOBAL ID:200903063330987321
位相算出方法及び位相算出装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-194905
公開番号(公開出願番号):特開平10-038616
出願日: 1996年07月24日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 sin信号とcos信号の値をアドレスとしてメモリに入力することにより位相が出力される位相算出装置におけるカウント誤差の低減。【解決手段】 正弦波信号と余弦波信号をディジタル正弦値とディジタル余弦値に変換する変換回路3、4と、正弦波信号の値と余弦波信号の値をアドレスとして対応する位相を記憶したメモリ5とを備え、ディジタル正弦値とディジタル余弦値をアドレスとしてメモリ5から読み出した位相データを出力する位相算出装置において、メモリからの位相データの読み出し周期を正弦波信号源1の最大変化周期より十分に短く設定し、補正済みの位相データを記憶する補正位相記憶部7と、読み出した位相データと補正位相記憶部7に記憶してある補正済み位相データとの差が、変化可能な位相より小さいかを判定する判定部8と、判定結果に応じて補正済み位相データを算出する補正部9とを有する補正手段6を備える。
請求項(抜粋):
正弦波状に変化する正弦波信号を出力する正弦波信号源(1)と、該正弦波信号源(1)の出力に同期して余弦波状に変化する余弦波信号を出力する余弦波信号源(2)の出力から、位相を算出する位相算出方法であって、前記正弦波信号と前記余弦波信号をディジタル正弦値とディジタル余弦値に変換する変換工程と、正弦波信号の値と余弦波信号の値をアドレスとして、対応する位相をデータとして記憶したメモリ(5)に、前記ディジタル正弦値とディジタル余弦値を入力して位相データを読み出す読出工程とを備える位相算出方法において、前記メモリからの位相データの読み出し周期を、前記正弦波信号源(1)と前記余弦波信号源(2)の最大変化周期より十分に短く設定し、前記メモリから読み出した位相データと記憶してある補正済み位相データとの差である位相変化量が、前記メモリからの位相データの読み出し周期における前記正弦波信号源(1)と前記余弦波信号源(2)での変化可能な最大位相に基づいて決定された参照位相より小さいかを判定する判定工程と、該判定工程での判定結果に応じて、補正済み位相データを算出する補正工程とを備えることを特徴とする位相算出方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
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変位量検出装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-222444
出願人:キヤノン株式会社
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特開平2-170014
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