特許
J-GLOBAL ID:200903063332922430

表皮材インサート成形の成形条件設定方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-199531
公開番号(公開出願番号):特開平11-042672
出願日: 1997年07月25日
公開日(公表日): 1999年02月16日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 表皮材インサート成形の際に概略設定値を使って初期設定し、外観品質判定結果を入力するのみで最適成形条件設定を自動的に可能とすること。【解決手段】 起毛層を有する表皮材をインサートして型締した後、溶融樹脂を射出充填して、一体成形する表皮材インサート成形方法において、該コア材樹脂の冷却固化収縮量を算出し、収縮量を加算した樹脂量を充填する射出充填条件と、起毛層を含む表皮材の厚さと、バリが発生しない程度の第1の型締圧力と、充填されたコア材樹脂の賦形負荷を目的とする第2の型締圧力と、を初期設定した後に、試し打ち成形とオペレータによる目視外観品質判定を行ない、成形条件の変更が必要な場合には、前記各成形条件を修正する。
請求項(抜粋):
対向する左右一対または上下一対の金型の間に表面に起毛層を有する表皮材をインサートして型締した後、該表皮材と該両金型とで形成される金型キャビティ空間内にコア材となる溶融樹脂を射出充填して、該表皮材と該コア材とを一体成形する表皮材インサート成形方法において、あらかじめ該コア材樹脂の冷却固化収縮量を算出し、算出された収縮量を加算した樹脂量を該コア材樹脂の射出充填量として金型キャビティ空間内に射出充填する射出充填条件と、起毛層を含む表皮材の厚さと、射出充填中にバリが発生しない程度の第1の型締圧力と、射出充填後に充填されたコア材樹脂の賦形負荷を目的とする第2の型締圧力と、を成形条件設定値として初期設定した後に、試し打ち成形とオペレータによる目視外観品質判定を行ない、該目視外観品質判定結果に基づいて成形条件の変更が必要な場合には、あらかじめ準備した修正プログラムを用いて、前記各成形条件を修正して成形中の表皮材起毛層の損傷を防止する最適成形条件を設定したことを特徴とする表皮材インサート成形の成形条件設定方法。
IPC (6件):
B29C 45/14 ,  B29C 45/16 ,  B29C 45/77 ,  B29C 45/78 ,  B32B 5/02 ,  B29L 9:00
FI (5件):
B29C 45/14 ,  B29C 45/16 ,  B29C 45/77 ,  B29C 45/78 ,  B32B 5/02 D
引用特許:
審査官引用 (3件)

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