特許
J-GLOBAL ID:200903063354102843

デラミネーション発生を抑えたスチールコード用鋼線の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-059405
公開番号(公開出願番号):特開平7-265936
出願日: 1994年03月29日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】【目的】 本発明はデラミネーションなくスチールコードを製造する。【構成】 C:0.7〜1.10%、Si:0.4%以下、Mn:0.5%以下、P:0.020%以下、S:0.020%以下に加え必要により、Cr,Ni,Cuのいずれかを1種以上添加し、一定のパテンティング処理強度とした後、最終伸線の仕上げ以外の減面率を10〜25%、仕上げでの減面率を2〜6%かつアプローチ角5°〜10°の伸線加工によりスチールコード用鋼線を製造する。
請求項(抜粋):
重量%でC :0.7〜1.10%、Si:0.4%以下、Mn:0.5%以下、P :0.020%以下、S :0.020%以下、残部鉄及び不可避的不純物からなり、かつ不可避的に入るAl含有量を0.003%以下とした鋼からなる熱間圧延線材を1)伸線加工により1.1から2.7mmφのワイヤとし、2)パテンティング処理により引張強さを{(530+98×Cwt%)±50}MPaに調整し、3)めっき処理により表面にブラスめっき、Cuめっき、Niめっきのいずれかを選択して行い、4)湿式伸線加工において最終ダイス以外の1枚あたりの減面率が10%以上25%以下の連続伸線を行い、5)最終仕上げ伸線において、ダイスのアプローチ角が5°以上10°以下のダイスにより、減面率が2%以上6%以下の加工を行い、6)4),5)における最終パテンティング処理後の総伸線減面率が真歪みで3.4以上4.5以下となるようにした、円相当直径が0.15〜0.4mmφで(2800+1200Log D)MPa以上の引張強さの高張力鋼線とするスチールコード用鋼線の製造方法。但し、{D:ワイヤの線径(mm)}
IPC (6件):
B21C 1/04 ,  B21C 1/00 ,  C21D 8/06 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/04 ,  C23C 30/00
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平4-280944
  • ワイヤの線引き方法と装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-270373   出願人:ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー

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