特許
J-GLOBAL ID:200903063364915923

車両用ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-350807
公開番号(公開出願番号):特開平10-181576
出願日: 1996年12月27日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 ブレーキ倍力装置の倍力作用が十分に発揮できない場合に、他のブレーキアシスト手段を制御して車両停止時の制動制御を行うことができる車両用ブレーキ装置を提供すること。【解決手段】 ステッフ ゚120では、バキュームブースタ1が失陥しているかどうかを判定し、失陥している場合には、ステッフ ゚130にて、増大手段を実行する。ステッフ ゚160では、車両が停止状態であるかどうかを判定し、停止状態の場合は、ステッフ ゚170にて、車両停止時における制動力の不足を防止する制御を行なうための条件が満たされたか否かを判定する。具体的には、増大手段を実行してから所定時間T1が経過したか否かを判定する。ステッフ ゚180では、車両停止時の制御を実行する条件が満たされたので、増大手段の実行を停止(解除)し、ホイールシリンダ圧を低減する。
請求項(抜粋):
乗員のブレーキペダルの踏み込み時の踏力を倍力するブレーキ倍力装置と、該ブレーキ倍力装置による倍力作用を受けて、第1のブレーキ液圧を発生するブレーキ液圧発生手段と、前記第1のブレーキ液圧を受けて車輪制動力を発生する車輪制動力発生手段と、前記ブレーキ液圧発生手段と前記車輪制動力発生手段とを連通する管路と、前記ブレーキ倍力装置の失陥又は機能低下を検出する第1の検出手段と、該第1の検出手段により、前記ブレーキ倍力装置の失陥又は機能低下が検出された場合には、前記車輪制動力発生手段にかかるブレーキ液圧を前記第1のブレーキ液圧より高い第2のブレーキ液圧に増大する増大手段と、車両の停止状態を検出する第2の検出手段と、前記増大手段が実行された場合に、前記第2の検出手段によって車両が停止状態であることが検出されたときには、所定の解除条件が満たされるまで、前記車輪制動力発生手段にかかるブレーキ液圧を前記1のブレーキ液圧より高く保持する保持手段と、を備えたことを特徴とする車両用ブレーキ装置。
IPC (4件):
B60T 13/66 ,  B60T 7/12 ,  B60T 8/00 ,  B60T 8/88
FI (4件):
B60T 13/66 Z ,  B60T 7/12 A ,  B60T 8/00 Z ,  B60T 8/88
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • ブレーキ倍力システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-103797   出願人:自動車機器株式会社
  • 制動力保持装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-101210   出願人:いすゞ自動車株式会社
  • 特開昭62-083244
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