特許
J-GLOBAL ID:200903063460120559

電池の感圧電路遮断機構

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-053011
公開番号(公開出願番号):特開2000-251873
出願日: 1999年03月01日
公開日(公表日): 2000年09月14日
要約:
【要約】【課題】 小型で、且つ電池内部の圧力上昇が低圧でも、確実に内部の電路を遮断して、内部の圧力上昇をストップさせることができる高性能な電池の感圧電路遮断機構を提供する。【解決手段】 本発明の電池の感圧電路遮断機構Tは、保持部材13の開口部13aから露出するリード部16bの一部にダイアフラム部D側に突出する絶縁体17をインサート成形で形成し、リード部16bの一部に切り込み部16dを設けてリード部を破断容易に形成し、電池内部の発電素子(図示せず)と外部電極16との間にリード部16bを介して電路を設け、電池ケースKの内圧が所定値以上に上昇してダイアフラム部Dが上方に変位すると、ダイアフラム部Dが絶縁体17を上方に押圧し、リード部16bを切り込み部16dから破断して、前記電路を遮断するようにした。
請求項(抜粋):
発電素子を内部に収納した電池ケースと、この電池ケースの内部を気密に遮蔽する電池蓋と、この電池蓋に形成され前記電池ケースの内方に向けて膨出形成したダイアフラム部と、前記発電素子に接続されると共に外部に露出する端子部と破断容易なリード部とを有する外部電極と、この外部電極を埋設して一体化すると共に、前記リード部を露出させる開口部を有する絶縁性の保持部材とを備え、前記ダイアフラム上に対向して前記リード部を配設し、前記開口部内に位置する前記リード部に、前記ダイアフラム部側に突出する絶縁体を一体形成し、前記発電素子と前記外部電極の前記端子部との間に前記リード部を介して電路を設け、前記電池ケースの内圧が所定値以上に上昇すると、前記ダイアフラム部の変位により、前記絶縁体が押圧され、前記リード部が破断して、前記電路を遮断するようにしたことを特徴とする電池の感圧電路遮断機構。
IPC (2件):
H01M 2/34 ,  H01M 2/12 101
FI (2件):
H01M 2/34 A ,  H01M 2/12 101
Fターム (10件):
5H012AA07 ,  5H012BB02 ,  5H012CC01 ,  5H012DD02 ,  5H012FF00 ,  5H012GG03 ,  5H012JJ08 ,  5H022AA09 ,  5H022CC12 ,  5H022KK01
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 2次電池の安全装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-206033   出願人:アルプス電気株式会社
  • 密閉円筒型非水二次電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-270412   出願人:新神戸電機株式会社, ワコー電子株式会社

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