動圧流体軸受

発明者： , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：滝本智之 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-106672
公開番号（公開出願番号）：特開平9-291932
出願日： 1996年04月26日
公開日（公表日）： 1997年11月11日
要約：

【要約】【課題】回転多面鏡駆動装置など回転ムラ精度が厳しいスピンドルモータに使用される動圧流体軸受において、起動時の損失変動を解決し、起動直後から安定した高い精度の回転ムラを得ることを目的とする。【解決手段】ヘリングボーン溝10,11のパターン幅bとa、b’とa’の差をそれぞれd,d’とすると、d≧0かつd’≧0とすることにより、潤滑油4が起動直後ヘリングボーンパターンによって移動する動きをスムーズにし、損失の急変を押さえることができ低回転ムラが得られる。

請求項（抜粋）：

回転軸と、この回転軸の外周を包囲して回転軸を回転自在に保持し一端が解放されたスリーブと、回転軸の一端を支えスリーブの他端に固定されたスラスト軸受とからなり、回転軸又はスリーブのいずれか一方の2ヶ所にヘリングボーンパターンを設け、前記スラスト軸受に近い方のヘリングボーンパターンのスラスト軸受側のパターン幅をb、他方の軸端側のパターン幅をaとしたとき、パターン幅の差dを、d=b-a≧0と成し、もう一方のヘリングボーンパターンのスラスト軸受側のパターン幅をb’、他方の軸端側のパターン幅をa’としたとき、このパターン幅の差d’も、d'=b’-a’≧0と成したことを特徴とする動圧流体軸受。

引用特許：

審査官引用 (3件)

スピンドルモータ
公報種別：公開公報出願番号：特願平4-337174 出願人：日本電産株式会社
動圧型流体軸受回転装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平4-327763 出願人：松下電器産業株式会社
特開昭57-097920

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