特許
J-GLOBAL ID:200903063470291670

スタータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-350888
公開番号(公開出願番号):特開2006-161590
出願日: 2004年12月03日
公開日(公表日): 2006年06月22日
要約:
【課題】ピニオン6に使用できる材料の選択範囲を広くできると共に、ピニオン6の強度および耐久性を向上できるスタータを提供する。【解決手段】クラッチと共に反モータ方向へ押し出されたピニオン6がリングギヤ38の端面に当接した後、モータ接点が閉じる前に、ピニオン6がリングギヤ38に噛み合い可能な位置まで回転できる様に、ピニオンストロークS1とヘリカルスプライン結合部の捩じり角とが設定されている。リングギヤ38に噛み合い可能な位置まで回転したピニオン6は、ピニオンスプリング25に蓄えられた反力によってリングギヤ38に噛み合わされる。これにより、モータのトルクによってピニオン6をリングギヤ38に噛み合い可能な位置まで強制的に回転させる必要がないので、ピニオン6がリングギヤ38に噛み合う時に、ピニオン6に大きな衝撃力が加わることはなく、ピニオン6およびリングギヤ38の強度、耐久性が向上する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
回転力を発生するモータと、 このモータの回転力がヘリカルスプライン結合部を介して伝達される出力部と、 この出力部にスプライン結合されると共に、前記出力部に対し軸方向に所定量だけ移動可能に支持されたピニオンと、 前記出力部と前記ピニオンとの間に配設され、両者間に軸方向の反力を蓄えるピニオンスプリングと、 電磁力を発生してプランジャを吸引することにより、前記モータの通電回路に設けられるモータ接点を閉操作すると共に、前記プランジャを吸引する力を利用して、前記ピニオンを前記出力部と一体に軸方向に押し出す働きを有する電磁スイッチとを備え、 軸方向に押し出された前記ピニオンがエンジンのリングギヤに噛み合わされて、前記モータの回転力を前記ピニオンから前記リングギヤに伝達するスタータであって、 前記ピニオンスプリングを押し縮めながら、前記ピニオンが前記出力部に対し軸方向に移動できる最大距離をピニオンストロークと呼ぶ時に、 軸方向に押し出された前記ピニオンが前記リングギヤに噛み合うことなく、前記リングギヤの端面に当接した場合でも、前記モータ接点が閉じる前に前記ピニオンが前記リングギヤに噛み合い可能な位置まで回転できる様に、前記ピニオンストロークと前記ヘリカルスプライン結合部の捩じり角とが設定されていることを特徴とするスタータ。
IPC (2件):
F02N 15/02 ,  F02N 15/06
FI (4件):
F02N15/02 H ,  F02N15/02 G ,  F02N15/06 D ,  F02N15/06 J
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 実公昭56-10931号公報
審査官引用 (3件)
  • スタータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-297068   出願人:日本電装株式会社
  • スタータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-332315   出願人:株式会社デンソー
  • スタータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-203987   出願人:日本電装株式会社

前のページに戻る