特許
J-GLOBAL ID:200903063477301697

改良アルミナ製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 寺田 實
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-036468
公開番号(公開出願番号):特開平5-238727
出願日: 1992年02月24日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】【目的】 バイヤ-工程にて水酸化アルミニウムまたはアルミナを製造する方法において、多量に生成する不溶解残渣の赤泥には有用な成分が含まれているにも拘らず産業廃棄物として捨て他なかったが、セメント用副原料等の用途に有効に利用できる低アルカリ赤泥を効率良く且つ多額の設備投資をしないで製造できる方法を提供する。【構成】 特定量のボーキサイトを粉砕1した後、苛性カリウム溶液で可溶性シリカを抽出2し、液と不溶解残渣とに固液分離3し、液からソーダライトとして晶析4し分離5し、分離後の液はボーキサイト粉砕工程1に戻す各工程を循環する前段処理工程と、該不溶解残渣は洗滌6または洗滌しないで、苛性アルカリ溶液にてアルミナ抽出7し、固液分離8により不溶解残渣として赤泥を分離し、液から水酸化アルミニウムを析出分離9し、分離後の液はアルミナ抽出工程7に戻す各工程を循環する本工程とからなる改良アルミナ製造方法。
請求項(抜粋):
ボーキサイトを苛性アルカリ溶液で溶解処理し、固液分離後不溶解残渣として赤泥を排出し、赤泥分離溶液から水酸化アルミニウムを析出せしめ、これを焼成してアルミナを製造する方法において、ボーキサイトを予め苛性カリウム溶液で処理して可溶性シリカ分を抽出し、液と不溶解残渣とに固液分離し、該液から複合珪酸塩鉱物を晶析分離する各工程からなる脱珪工程を循環する前段処理工程と、該不溶解残渣は洗滌後または洗滌なしで苛性アルカリ溶液に溶解処理し、固液分離後不溶解残渣は赤泥として排出し、赤泥分離液から水酸化アルミニウムを析出せしめる各工程を循環する本工程とからなることを特徴とする改良アルミナ製造方法。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特公昭50-020040
  • 特開昭56-160321
  • 低ソーダ赤泥の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-339054   出願人:昭和電工株式会社
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-026135

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