特許
J-GLOBAL ID:200903063500055810

改質水素中の一酸化炭素変成方法及び変成器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-343306
公開番号(公開出願番号):特開2000-169106
出願日: 1998年12月02日
公開日(公表日): 2000年06月20日
要約:
【要約】【課題】 改質水素中に含有するCOの変成効率を高め、CO濃度を低減させる。【解決手段】 炭化水素原料を改質して改質水素を発生させる水素発生装置10において、CO変成部14に2つのCO変成槽18,22を設ける。第一のCO変成槽18の内部には、Pt等の高活性触媒が収容され、注入された改質水素中のCOを所定の温度で酸素と接触させて変成させ、所定値まで低減させる。第二のCO変成槽22は、内部にRu等の低活性触媒を収容し、第一のCO変成槽18において未変成のCO及び逆シフト反応により再生されたCOを変成除去する。すなわち、第一のCO変成槽18では高活性触媒存在下、改質水素中のCOの大部分が変成され、第二のCO変成槽22の低活性触媒がCO被毒を受けない程度まで少なくとも低減させる。一方、低活性触媒は、CO変成活性は低いが、逆シフト反応が極めて低い又は抑制できることから、逆シフト反応によりCOを再生することなく低濃度のCOを変成除去することができる。
請求項(抜粋):
炭化水素系の原料の改質により生成された改質水素に混在するCOを触媒存在下、酸素と接触させて変成させるCO変成方法であって、前記改質水素中のCOを高活性触媒存在下、所定の温度で変成させ所定値まで低減させる第一のCO変成工程と、前記CO低減工程後の改質水素に残存するCOを低活性触媒存在下、所定の温度で変成させ除去する第二のCO変成工程とを含むCO変成方法。
IPC (3件):
C01B 3/58 ,  B01J 23/40 ,  H01M 8/06
FI (3件):
C01B 3/58 ,  B01J 23/40 M ,  H01M 8/06 G
Fターム (13件):
4G040FA04 ,  4G040FB04 ,  4G040FC07 ,  4G040FE01 ,  4G069AA20 ,  4G069BC70A ,  4G069BC75A ,  4G069CA14 ,  5H027AA04 ,  5H027BA01 ,  5H027BA17 ,  5H027KK31 ,  5H027MM01
引用特許:
審査官引用 (4件)
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