特許
J-GLOBAL ID:200903063525596637

コネクティングロッド用クラッキング溝の加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 千葉 剛宏 ,  宮寺 利幸 ,  佐藤 辰彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-341272
公開番号(公開出願番号):特開2006-150473
出願日: 2004年11月25日
公開日(公表日): 2006年06月15日
要約:
【課題】コネクティングロッドの大端孔の内周面に対し、破断促進用として最適化された溝形状からなる一対のクラッキング溝を形成することにある。【解決手段】最適なクラッキング溝を形成するために、大端孔の開口した部位より半径外方向に向かって略平行に延在する溝の幅寸法(W)が0.05〜1mmの範囲内に設定され、略平行に延在する部位から半径外方向に向かって互いに接近するように傾斜した一組のテーパ面間の傾斜角度(S)が20〜45°の範囲内となるように設定されると共に、前記大端孔からの溝深さ(H)が0.1〜2mmの範囲内に設定され、且つ、前記一組のテーパ面に跨るように形成される円弧部の曲率半径(R)が0.4mm以下に設定される。【選択図】図9
請求項(抜粋):
大端部と小端部を有し、一体成形されたコネクティングロッドを、キャップ部とロッド部とに破断分離するために前記大端部の大端孔における内周面の対向する位置に一対のクラッキング溝を形成するコネクティングロッド用クラッキング溝の加工方法において、 前記クラッキング溝は、前記大端孔の開口した部位より半径外方向に向かって略平行に延在する溝の幅寸法(W)が0.05〜1mmの範囲内に設定され、略平行に延在する部位から半径外方向に向かって互いに接近するように傾斜した一組のテーパ面間の傾斜角度(S)が20〜45°の範囲内となるように設定されると共に、前記大端孔からの溝深さ(H)が0.1〜2mmの範囲内に設定されることを特徴とするコネクティングロッド用クラッキング溝の加工方法。
IPC (1件):
B23C 3/30
FI (1件):
B23C3/30
Fターム (3件):
3C022EE02 ,  3C022EE15 ,  3C022EE17
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第3012510号公報
審査官引用 (3件)

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