特許
J-GLOBAL ID:200903063535273771

射出成形装置および射出成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 武和国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-296465
公開番号(公開出願番号):特開2008-110583
出願日: 2006年10月31日
公開日(公表日): 2008年05月15日
要約:
【課題】キャビティ近傍の金型に対する加熱と冷却を効率良く行えて、樹脂の転写性および流動性を高めつつ射出工程後の冷却時間を大幅に短縮できる射出成形装置と、同様の効果を奏する射出成形方法とを提供すること。【解決手段】射出成形装置1は、キャビティ3を有する金型2と、金型温度測定手段4,5と、高周波誘導コイル6に通電することによって金型2を電磁誘導作用で加熱する電磁誘導加熱手段と、循環水路8に冷却水Wを循環させることによって金型2を冷却する水冷手段と、循環水路8に圧縮空気Aを供給して冷却水Wを強制的に排出させる水抜き手段と、ヒータ駆動回路7やバルブ11〜14等を制御する制御回路15とを備えており、コイル6や循環水路8は金型2のキャビティ3近傍に配設されている。そして、電磁誘導加熱手段によって金型2を加熱する際には、循環水路8が冷却水Wの排出された空洞状態となっているように制御する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
溶融状態の熱可塑性樹脂がキャビティ内に射出される金型と、この金型に配設した高周波誘導コイルに通電することによって該金型を電磁誘導作用で加熱する電磁誘導加熱手段と、前記金型に配設した循環水路に冷却水を循環させることによって該金型を冷却する水冷手段と、前記循環水路に圧縮空気を供給して該循環水路内の冷却水を強制的に排出させる水抜き手段と、これら電磁誘導加熱手段と水冷手段および水抜き手段を制御する制御手段とを備え、 前記循環水路の少なくとも一部が前記高周波誘導コイルと前記キャビティとの間隔よりも小なる間隔を存して該キャビティの近傍に配設されていると共に、前記電磁誘導加熱手段による前記金型の加熱時に、前記制御手段が前記循環水路を冷却水の排出された空洞状態となっているように制御することを特徴とする射出成形装置。
IPC (2件):
B29C 45/73 ,  B29C 45/78
FI (2件):
B29C45/73 ,  B29C45/78
Fターム (23件):
4F202AK02 ,  4F202AK11 ,  4F202AM01 ,  4F202CA11 ,  4F202CB01 ,  4F202CN01 ,  4F202CN05 ,  4F202CN13 ,  4F202CN14 ,  4F202CN20 ,  4F202CN30 ,  4F206AK02 ,  4F206AK11 ,  4F206AM01 ,  4F206AP05 ,  4F206AP054 ,  4F206AR06 ,  4F206AR064 ,  4F206JA07 ,  4F206JL05 ,  4F206JN43 ,  4F206JP18 ,  4F206JQ81
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 成形装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-307514   出願人:キヤノン株式会社
審査官引用 (3件)

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