特許

J-GLOBAL ID：200903063565038653

エスカレーター異常診断装置

発明者： 堀 淳二 ,  蔦田 広幸 ,  平位 隆史 ,  伊藤 寛 ,  志賀 諭
出願人/特許権者： 三菱電機株式会社 ,  三菱電機ビルテクノサービス株式会社
代理人 (4件)： 田澤 博昭 ,  加藤 公延 ,  田澤 英昭 ,  濱田 初音
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2006-050719
公開番号（公開出願番号）：特開2007-230667
出願日： 2006年02月27日
公開日（公表日）： 2007年09月13日
要約：

【課題】チェーンリンクの通過を検出するセンサをチェーンの近傍に設置することなく、簡単かつ正確にエスカレーターの異常を診断することができるエスカレーター異常診断装置を得ることを目的とする。【解決手段】回転周期特定部11により特定されるチェーン3a,3b,3cの回転周期毎に、振動センサ4から出力される歯車2の振動の変化を示す時系列データを分割して、分割後の時系列データの総和を算出する時系列データ総和部12を設け、異常検出部13が時系列データ総和部12により算出された時系列データの総和に対する閾値判定を実施してチェーン3a,3b,3cの異常を検出する。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

エスカレーターのチェーンが巻き付けられている回転機構の振動を検知して、上記回転機構の振動の変化を示す時系列データを出力する時系列データ出力手段と、上記回転機構の回転を検知する回転検知手段と、上記回転検知手段の検知結果を監視して上記チェーンの回転周期を特定する回転周期特定手段と、上記回転周期特定手段により特定される回転周期毎に上記時系列データ出力手段から出力される時系列データを分割し、分割後の時系列データの総和を算出する時系列データ総和手段と、上記時系列データ総和手段により算出された時系列データの総和に対する閾値判定を実施して上記チェーンの異常を検出する異常検出手段とを備えたエスカレーター異常診断装置。

IPC (1件)：

B66B 29/00

FI (1件)：

B66B29/00 B

Fターム (3件)：

3F321EA14 ,  3F321EB02 ,  3F321EB08

引用特許：

出願人引用 (1件)

• チェーンの伸長度診断装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-100129   出願人：株式会社日立ビルシステム

審査官引用 (4件)

• エスカレーターのチェーン伸び検知方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-126388   出願人：株式会社日立ビルシステム
• テンタ、クリップチェーンの異常検出方法、およびシート状物の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-200358   出願人：東レ株式会社
• 乗客コンベアのハンドレール用点検装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-345892   出願人：株式会社日立ビルシステム
• チェーンの伸長度診断装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-100129   出願人：株式会社日立ビルシステム