特許
J-GLOBAL ID:200903063590628007

弁開閉時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-045198
公開番号(公開出願番号):特開2003-247404
出願日: 2002年02月21日
公開日(公表日): 2003年09月05日
要約:
【要約】【課題】 弁開閉時期制御装置において、トーションコイルスプリングの姿勢を適正に保ち、回転軸と回転伝達部材の相対回転を阻害することなく、進角側への相対回転の応答性を向上すること。【解決手段】 トーションコイルスプリング60の一端及び他端を夫々係止する内部ロータ20及び円筒部41の端部の少なくとも一方に、トーションコイルスプリング60の一端側に向けて突出して形成されるトーションコイルスプリング60の一端側の巻線部端部の内周面に係合する環状の突出部47と円筒部41との間に、トーションコイルスプリング60の一端側の巻線部端部に沿ってらせん状の溝48を形成し、該溝の底面は周方向にスロープを呈し、該スロープ角度θは、θ≧tan-1(φd/(φD×π))(φd:トーションコイルスプリング線径、円筒部内周径φD2≧φD≧突出部外周径φD1)の式を満たすこと。
請求項(抜粋):
内燃機関にシリンダヘッドに回転自在に組付けられる弁開閉用の回転軸と、該回転軸に所定範囲で相対回転可能に外装されクランク軸からの回転動力が伝達される回転伝達部材と、前記回転軸又は前記回転伝達部材の一方に取り付けられたベーンと、前記回転軸と前記回転伝達部材との間に形成され前記ベーンによって進角用室と遅角用室に二分される流体圧室と、前記進角用室に流体を給排する第1流体通路と、前記遅角用室に流体を給排する第2流体通路とを備えて、内燃機関の吸気弁又は排気弁の開閉時期を制御するために使用される弁開閉時期制御装置において、前記回転伝達部材に軸方向に延在して形成される円筒部内に、その一端を前記回転軸に係止されると共にその他端を前記円筒部の端部に係止されて前記回転軸を前記回転伝達部材に対して常時進角方向に付勢するトーションコイルスプリングを配設し、該トーションコイルスプリングの一端及び他端を夫々係止する前記回転軸及び前記円筒部の端部の少なくとも一方に前記トーションコイルスプリングの巻線部の径方向の移動を規制し、前記トーションコイルスプリングの一端又は他端側に向けて突出して形成される前記トーションコイルスプリングの一端又は他端側の巻線部端部の内周面に係合する環状の突出部と、前記円筒部との間に、前記トーションコイルスプリングの一端又は他端側の巻線部端部に沿ってらせん状の溝を形成し、該溝の底面は周方向にスロープを呈し、該スロープ角度θは、θ≧tan-1(φd/(φD×π))(φd:トーションコイルスプリング線径、円筒部内周径φD2≧φD≧突出部外周径φD1)の式を満たすことを特徴とする弁開閉時期制御装置。
Fターム (10件):
3G018AB02 ,  3G018BA09 ,  3G018BA10 ,  3G018BA33 ,  3G018CA20 ,  3G018DA71 ,  3G018FA09 ,  3G018GA02 ,  3G018GA03 ,  3G018GA38
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 弁開閉時期制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-298785   出願人:アイシン精機株式会社
  • 特開昭52-066133

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