特許
J-GLOBAL ID:200903063611590250

耐震補強構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  青山 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-093358
公開番号(公開出願番号):特開2006-274613
出願日: 2005年03月29日
公開日(公表日): 2006年10月12日
要約:
【課題】 既存建物に対する十分な耐震補強効果が得られる有効な耐震補強構造を提供する。【解決手段】 既存建物の妻側に桁行方向の耐震補強のための耐震補強架構1を新設する。耐震補強架構は、新設柱5a、5bと新設梁6とによるラーメン架構からなる主架構2と、新設梁と水平ブレースからなる副架構からなり、主架構の新設柱と副架構の新設梁を既存建物に全長にわたって後施工アンカー8等により一体化する。主架構の各層の制震ダンパー4をブレースの形態で組み込む。制震ダンパーを各層に2基ずつハ状または逆ハ状をなすように架設し、2層ごとに4基の制震ダンパーをX状に架設する。既存あるいは新設の階段室等の突出部の架構を副架構の一部として利用する。制震ダンパーとしてはブレースダンパーが好適である。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
既存建物の桁行方向の耐震補強を行うためにその妻側に耐震補強架構を新設した耐震補強構造であって、 前記耐震補強架構は、既存建物の桁行方向の既存架構を妻側に延長した形態の桁行方向のラーメン架構からなる主架構と、該主架構をスパン方向から補剛する副架構と、前記主架構に組み込んだ制震ダンパーからなり、 前記主架構は、少なくとも一対2本の新設柱と該新設柱間の各層に架設された新設梁とを主体として、一方の新設柱を既存建物の妻面に設けられている既存柱に対して全高にわたって一体に緊結してなり、 前記副架構は、前記主架構における一方の新設柱に一端が接合された各層のスパン方向の新設梁と、該新設梁と前記主架構との間に架設された水平ブレースとを有して、前記新設梁を既存建物の妻面の各層に設けられている既存梁の側部に対して全長にわたって一体に緊結してなり、 前記制震ダンパーを、前記主架構における新設柱とそれらの間の各層に架設した桁行方向の新設梁との間の各層にブレースの形態で架設してなることを特徴とする耐震補強構造。
IPC (3件):
E04G 23/02 ,  E04H 9/02 ,  F16F 15/02
FI (4件):
E04G23/02 D ,  E04H9/02 301 ,  E04H9/02 311 ,  F16F15/02 Z
Fターム (10件):
2E176AA01 ,  2E176AA07 ,  2E176BB28 ,  3J048AA06 ,  3J048AB01 ,  3J048AC06 ,  3J048BC09 ,  3J048BE10 ,  3J048DA02 ,  3J048EA38
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 耐震補強構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-345758   出願人:清水建設株式会社

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