特許
J-GLOBAL ID:200903063682131516
低温型燃料電池用セパレータ及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小倉 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-056906
公開番号(公開出願番号):特開平11-260383
出願日: 1998年03月09日
公開日(公表日): 1999年09月24日
要約:
【要約】【目的】 耐酸性及び導電性に優れ、接触抵抗に起因するジュール熱の発生量を抑えた低温型燃料電池用金属製セパレータを得る。【構成】 このセパレータは、ステンレス鋼を基材13とし、拡散層15を介してSiC,B4 C,TiO2 等の付着層14が形成されている。付着層14は、化合物粒子を分散させた塗膜を基材表面に設けた後、非酸化性雰囲気中で300〜1100°Cに加熱して塗膜成分を分解・消失させることにより形成される。加熱処理に先立って、塗膜を設けたステンレス鋼基材13を圧延することもできる。【効果】 接触抵抗が低いセパレータであるため、多数のセルを積層した場合にも熱損失となるジュール熱の発生が抑えられ、プレス成形,打ち抜き加工等によってセパレータとして必要な形状に成形できる。
請求項(抜粋):
ステンレス鋼基材の拡散層を介して結合されたSiC,B4C及びTiO2 から選ばれた1種又は2種以上の化合物粒子が基材表面に島状に分散しており、該化合物粒子が化合物分散塗膜の加熱処理で塗膜成分を分解・消失させて生成されたものである低温型燃料電池用セパレータ。
IPC (2件):
FI (2件):
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