特許
J-GLOBAL ID:200903063721444039

連続鋳造における拘束性ブレークアウトの防止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-349792
公開番号(公開出願番号):特開2001-162358
出願日: 1999年12月09日
公開日(公表日): 2001年06月19日
要約:
【要約】【課題】 従来に比べ格段に精度良くブレークアウトの兆候を予知し、ブレークアウトの発生を効果的に防止する。【解決手段】 連続鋳造用鋳型の幅方向に上下2段で配置した熱電対列のうち、上段の隣り合う3点の熱電対の互いに隣り合った熱電対間で次式(1) を満足する時間(t1)内に温度の急変が検出され、かつ上記した上段3点の熱電対のうち、最初に温度の急変が検出された熱電対の直下の下段熱電対が次式(2) を満足する時間(t2)内に温度の急変を生じた場合に、鋳造速度を減じる。W・ tanθmin / (αmax ・Vc)≦t1 ≦W・ tanθmax / (αmin ・Vc)--- (1)H/(αmax ・Vc)≦t2 ≦H/(αmin ・Vc) --- (2)ここで、W:隣り合う熱電対間の距離(mm)、H:上、下段熱電対間の距離(mm)、Vc :鋳造速度(m/min) 、αmin,αmax :上記破断線の鋳造速度に対する最小、最大の伝播速度比、θmin,θmax :上記破断線の最小、最大の伝播角度(°)
請求項(抜粋):
連続鋳造用鋳型に対し上下2段の熱電対を幅方向に複数配置し、上段の隣り合う3点の熱電対の互いに隣り合った熱電対間で下記(1) 式を満足する時間(t1)内に温度の急変が検出され、かつ上記した上段3点の熱電対のうち、最初に温度の急変が検出された熱電対の直下の下段熱電対が下記(2) 式を満足する時間(t2)内に温度の急変を生じた場合に、鋳造速度を減じることを特徴とする連続鋳造における拘束性ブレークアウトの防止方法。 記 W・ tanθmin / (αmax ・Vc)≦t1 ≦W・ tanθmax / (αmin ・Vc) --- (1) H/(αmax ・Vc)≦t2 ≦H/(αmin ・Vc) --- (2)ここで、W:隣り合った熱電対間の距離 (mm)H:上段熱電対と下段熱電対間の距離 (mm)Vc :鋳造速度 (m/min)αmin , αmax :拘束性ブレークアウト破断線の鋳造速度に対する最小、最大の伝播速度比θmin , θmax :拘束性ブレークアウト破断線の最小、最大の伝播角度(°)
IPC (3件):
B22D 11/16 ,  B22D 11/16 104 ,  B22D 11/20
FI (3件):
B22D 11/16 A ,  B22D 11/16 104 B ,  B22D 11/20 A
Fターム (2件):
4E004MC05 ,  4E004MC12
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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