特許
J-GLOBAL ID:200903063726265167

ゴミ焼却炉のクリンカ-付着防止ライナ-

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青野 順三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-377564
公開番号(公開出願番号):特開2000-199621
出願日: 1998年12月28日
公開日(公表日): 2000年07月18日
要約:
【要約】【課題】 ゴミ焼却炉はダイオキシン発生を防止するために近年は1100°C以上の高温操業に移行する趨勢にあり、従来技術のクリンカー付着防止ライナーではライナー自体の減耗によって耐火物が曝露する危惧がある。【解決手段】 たとえば燃焼温度が1100°Cである部分には主成分がMn:1.0〜2.2重量%(以下同じ)、Cr:22.0〜28.0、Ni:4.0〜12.0、Al:0.3〜1.5、同1200°Cに対してはCr:18.0〜26.0、Ni:12.0〜22.0、同1300°Cに対してはCr:16.0〜24.0、Ni:22.0〜36.0、Nb:0.4〜3.2、のように高温化と共にNiとCrの組み合わせを変動して最適の成分に調整する。炉の個別の条件や、同一の炉でも部位に応じて最も経済的な成分レンジを定めて、クリンカー付着防止機能を堅持しつつも高温、または超高温における耐酸化性を具え、自らの酸化減耗によってライニング機能が消滅しない構成とする。
請求項(抜粋):
ゴミ焼却炉の側壁を形成する耐火煉瓦表面上へ被覆するクリンカー付着防止ライナーにおいて、成分がC:0.05〜0.4重量%、Si:0.1〜2.0重量%、Mn:1.0〜2.2重量%、Cr:22.0〜28.0重量%、Ni:4.0〜12.0重量%、Al:0.3〜1.5重量%、かつNi+Cr+Mn≧28.0重量%、残りFeよりなり、1100°C以上の高温域においてもクリンカーが付着せず、かつ酸化減耗が少ない耐熱鋳鋼で形成したことを特徴とするゴミ焼却炉のクリンカー付着防止ライナー。
IPC (3件):
F23J 1/00 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/58
FI (3件):
F23J 1/00 Z ,  C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/58
Fターム (2件):
3K061ND03 ,  3K061ND13
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (8件)
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