特許
J-GLOBAL ID:200903063741465474

回転機械の振動診断システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-179541
公開番号(公開出願番号):特開2002-372452
出願日: 2001年06月14日
公開日(公表日): 2002年12月26日
要約:
【要約】【課題】 接触振動の原因となる回転側と静止側との接触の有無及び接触位置を容易且つ確実に検出することができる回転機械の振動診断システムを提供する。【解決手段】 回転機械2の各部の振動信号S1に基づき振動ベクトル分析部5で振動ベクトルS3を生成し、この振動ベクトルS3の変化と、回転機械2の数値モデルを用いて実機と同様の条件でその運転をシミュレートして得る接触振動シミュレート部6で生成したシミュレート振動ベクトルS4の変化との相関関係を比較部8で比較し、このときの相関度が所定値以上である場合に接触の発生を認定するとともに、相関度が最も高い位置を検出することにより接触が発生している位置を特定するようにしたものである。
請求項(抜粋):
回転機械の運転に伴う振動を検出してこれを表す振動信号を送出する振動検出手段と、上記回転機械の1回転を検出してこれを表す基準信号を送出する基準信号発生手段と、上記振動信号及び基準信号を処理して振動信号の振幅及び振動信号の基準信号に対する位相で特定される振動ベクトルを生成する振動ベクトル分析手段と、上記回転機械の数値モデルを有するとともに、この数値モデルを実機である上記回転機械と同様の運転条件で駆動することにより実機の運転をシミュレートし、上記振動検出手段の配設部位で接触が発生した場合の上記振動ベクトルに対応するシミュレート振動ベクトルを生成する接触振動シミュレート手段と、上記振動ベクトルの変化の態様と、上記シミュレート振動ベクトルの変化の態様とを比較して両者の相関関係を検出し、このときの相関度が所定値以上である場合に接触振動が発生していると判断する比較手段とを有することを特徴とする回転機械の振動診断システム。
IPC (2件):
G01H 17/00 ,  G01M 19/00
FI (2件):
G01H 17/00 A ,  G01M 19/00 A
Fターム (17件):
2G024AC00 ,  2G024AD22 ,  2G024BA15 ,  2G024BA27 ,  2G024CA13 ,  2G024FA03 ,  2G024FA06 ,  2G024FA11 ,  2G064AA17 ,  2G064AB22 ,  2G064BA02 ,  2G064CC13 ,  2G064CC29 ,  2G064CC46 ,  2G064CC61 ,  2G064DD06 ,  2G064DD15
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
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