特許
J-GLOBAL ID:200903077463722135

タービンロータの接触振動検出及び防止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-150107
公開番号(公開出願番号):特開平9-004413
出願日: 1995年06月16日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】【目的】 タービンロータの静止部への接触による振動検出及び防止方法に関し、振動箇所、そのクリアランスを推定し、接触の場合はクリアランスを広げ接触を防止する。【構成】 振動計2はタービンロータの各場所からの振動を検出し、回転パルス計7はロータの回転数を検出し、パソコン3に入力し、軸振動計測データ8、運転状態量データ11として取込まれる。パソコン3のメモリ内には予め解析された接触振動解析結果データベース9とクリアランス解析結果データベース10が記憶されており、異常振動が発生すると、パソコン3は計測データ8及びデータ11と、これらデータベース9,10とを照合し、接触振動があるか判定し、振動が有ればコントローラ4へ信号を送り、バルブ5を制御し、加熱蒸気20又は冷却空気21を配管6に流し、車室1を加熱してクリアランスを保つようにし、接触を防止する。
請求項(抜粋):
タービンロータが回転中にシールフィン、等の静止部へ接触する場合の軸方向の各計測位置での接触振動解析データ及び前記各計測位置での前記タービンロータと前記静止部とのクリアランスの温度等の運転状態量との関係を定めたクリアランス解析データを予め演算部に入力しておき;前記各計測位置での運転中の軸振動計測データとその時の運転条件とを演算部に取込み;同運転条件での同軸振動計測データと前記接触振動解析データ及び前記クリアランス解析データとを比較し、前記タービンロータに異常振動が発生した場合に接触振動かどうかを判定すると共に接触振動の場合には、その接触位置及び接触強さの推定を行い、更に同接触位置付近の車室温度を加熱又は冷却により変化させる信号を出力し;同車室の温度変化によりクリアランスを制御することにより前記接触振動を消滅させることを特徴とするタービンロータの接触振動検出及び防止方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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