特許
J-GLOBAL ID:200903063755855801

計算機式断層写真システムにおける高データ速度通信用の電力コンバイナを用いた伝送線路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-528556
公開番号(公開出願番号):特表平10-500887
出願日: 1996年03月19日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】計算機式断層写真(CT)システムが、不動フレームと、環状の回転フレームと、変調搬送波に対する帯域幅にわたって一様な振幅を維持しながら、相互に180°位相がずれた第1及び第2の変調搬送波成分を供給する位相分割器を含んでいる装置とを含んでいる。伝送線路が回転フレームに取り付けられていると共に、環状の回転フレームに沿って位置決めされている。伝送線路は、第1及び第2の変調搬送波成分を受け取るように位相分割器にそれぞれ結合された第1及び第2の導体を有している個別セグメントを含んでいる。カップラが不動フレームに取り付けられていると共に、任意の個別セグメントに印加された第1及び第2の変調搬送波成分を受け取るように、その間に無線結合を確定するのに十分なほど伝送線路の近くに位置決めされている。この装置は更に、カップラから供給された第1及び第2の変調搬送波成分を受け取る第1及び第2の入力ポートを有している電力コンバイナを含んでいる。電力コンバイナは、180°位相がずれた第1及び第2の変調搬送波を組み合わせて、電力コンバイナの出力ポートから供給される組み合わせ変調搬送波を形成するように設計されている。電力コンバイナは、外部で発生された電磁妨害のため、電力コンバイナの第1及び第2の入力ポートから受け取ることがある任意の同相の入力信号を相殺する整合抵抗を含んでいることが好ましい。
請求項(抜粋):
不動フレームと、 全体的に環状の回転フレームと、 所定の帯域幅を有する変調搬送波を受け取るように結合されている入力ポートを有している位相分割器であって、前記帯域幅にわたって実質的に一様な振幅を維持しながら、互いの間に実質的に180°ずれた位相角を有する第1及び第2の変調搬送波成分をそれぞれ供給する第1及び第2の出力ポートを有している位相分割器と、 前記回転フレームに取り付けられていると共に実質的に前記環状の回転フレームの周りに位置決めされている伝送線路であって、前記位相分割器からの第1及び第2の変調搬送波成分を受け取るために前記位相分割器の第1及び第2の出力ポートにそれぞれ結合されている第1及び第2の導体を有している少なくとも1つの個別セグメントを含んでいる伝送線路と、 前記不動フレームに取り付けられていると共に、前記少なくとも1つの個別セグメントに印加された第1及び第2の変調搬送波成分を受け取るために、その間で無線結合を確定するのに十分なほど前記伝送線路の近くに位置決めされているカップラと、 該カップラから供給された第1及び第2の変調搬送波成分をそれぞれ受け取る第1及び第2の入力ポートを有している電力コンバイナであって、実質的に180°位相がずれた第1及び第2の変調搬送波成分を組み合わせて、該電力コンバイナの出力ポートから供給される組み合わせ変調搬送波を形成するように構成されている電力コンバイナとを備えた計算機式断層写真システム。
引用特許:
出願人引用 (4件)
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