特許
J-GLOBAL ID:200903063766555672

ホッパー型コイン送出装置におけるコイン咬み込み現象の自働解消方法とその機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 賢二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-392382
公開番号(公開出願番号):特開2002-197503
出願日: 2000年12月25日
公開日(公表日): 2002年07月12日
要約:
【要約】【課題】コインの咬み込み現象をすばやく解消することにより、そのコインの傷付きや打痕、変形などを防ぐ。【解決手段】ディスクローター受け盤(M)へ検知センサー(29)を、揺動アーム(34)の揺動先端部へ被検知子(38)を各々取り付けて、コイン(C)がこれを押し進めるディスクローター(R)とこれを受け止めるコイン送出ガイドローラー(40)との相互間へ突っ張り状態に咬み込まれた時、上記ガイドローラー(40)がその進退ガイド長孔(22)の終点(P2)まで退動する途中過程において、上記被検知子(38)を検知した検知センサー(29)からの出力電気信号により、ディスクローター(R)の回転駆動用可逆モーター(7)を逆転させて、そのコインの咬み込み現象が解消するや否や、その可逆モーター(7)を再度正転させるように定めた。
請求項(抜粋):
装置フレーム(F)に取り付け固定されて、円形のローター受け入れ凹所(G)を区画すると共に、その円周面の一部がコイン送出口(O)として切り欠かれたローター受け盤(M)と、上記ローター受け入れ凹所(G)に連通開口する状態として、そのローター受け盤(M)へ取り付けられたコイン収容ホッパー(H)と、上記装置フレーム(F)へ取り付け固定された可逆モーター(7)により、上記ローター受け入れ凹所(G)内を回転駆動されるディスクローター(R)と、上記ローター受け盤(M)の背後へ揺動自在に枢着された一定長さの揺動アーム(34)と、上記ローター受け盤(M)のコイン送出口(O)から揺動アーム(34)と交叉する関係方向に沿って切り欠かれた一定な作用長さ(L)のコイン送出ガイドローラー用進退ガイド長孔(22)と、上記揺動アーム(34)からローター受け盤(M)の進退ガイド長孔(22)を通じて突出する支軸(41)により、上記コイン送出口(O)の切り欠き一端部へ臨むように取り付けられた遊転可能なコイン送出ガイドローラー(40)と、そのコイン送出ガイドローラー(40)を上記進退ガイド長孔(22)に沿って、コイン送出口(O)の開口幅(w2)が常時コイン(C)の直径とほぼ等しく規定されるように引っ張り付勢すべく、上記揺動アーム(34)とローター受け盤(M)との相互間に連繋掛架されたリターンバネ(46)とを備え、上記ホッパー(H)からディスクローター(R)のコイン受け入れ孔(50)内へ受け入れたコイン(C)を、そのディスクローター(R)の放射弯曲羽根(51)により押し進めて、上記ローター受け盤(M)のローター受け入れ凹所(G)からコイン送出口(O)へ、順次強制的に送り出すホッパー型コイン送出装置において、上記コイン(C)がこれを押し進めるディスクローター(R)と、これを受け止めるコイン送出ガイドローラー(40)との向かい合う相互間へ、突っ張り状態となる咬み込み現象を解消するに当り、その咬み込みコイン(C)によって上記リターンバネ(46)の付勢力に抗しつつ、コイン送出口(O)から進退ガイド長孔(22)に沿うコイン送出ガイドローラー(40)の退動を、その進退ガイド長孔(22)の終点(P2)へ到達するまでの間に検知して、その検知した出力電気信号により上記ディスクローター(R)の回転駆動用可逆モーター(7)を逆転させた後、再度その可逆モーター(7)を正転させることを特徴とするホッパー型コイン送出装置におけるコイン咬み込み現象の自働解消方法。
IPC (3件):
G07D 1/00 GBM ,  A63F 5/04 512 ,  A63F 7/02 352
FI (3件):
G07D 1/00 GBM ,  A63F 5/04 512 H ,  A63F 7/02 352 P
Fターム (12件):
2C088BA61 ,  2C088BA72 ,  2C088BA88 ,  3E001AA01 ,  3E001AB03 ,  3E001BA01 ,  3E001CA03 ,  3E001CA10 ,  3E001DA14 ,  3E001EC14 ,  3E001FA07 ,  3E001FA31
引用特許:
出願人引用 (2件)

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