特許
J-GLOBAL ID:200903063879768737

ネック縮径加工時の耐しわ性に著しく優れた容器用鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-244955
公開番号(公開出願番号):特開平9-087749
出願日: 1995年09月22日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】 缶胴開口部を縮径し容器を製造する際に発生するしわを抑制できる鋼板の製造方法を提供する。【解決手段】 重量%でC:0.0040%以下、Si:0.10%以下、Al:0.08%以下、Mn:0.01〜0.50%、P:0.02%以下、S:0.02%以下、N:0.0050%以下、必要により、Ti,Nb0.002〜0.080%を含有した鋼片を、フェライト単相またはフェライト、オーステナイトの混相温度域かつ最終1パスの圧下率が25%以上、必要により潤滑、仕上げ圧延後の水冷開始時間、冷却速度を適当に制御した熱延をし、圧延組織が残存しないような温度で捲取または熱処理し、酸洗後、70%以上で冷間圧延し、再結晶温度〜800°Cで3分以下の焼鈍を行い、その後さらに、70%以下で再冷延を行う。
請求項(抜粋):
重量%でC :0.0040%以下、Si:0.10%以下、Al:0.08%以下、Mn:0.01〜0.50%、P :0.02%以下、S :0.02%以下、N :0.0050%以下を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼片を、熱間圧延する際に最終仕上げ圧延がフェライト単相またはフェライト、オーステナイトの混相となるような温度域で行い、かつこの温度域での最終1パスの圧下率が25%以上となるよう熱延し、この仕上げ熱延終了した熱延板に圧延組織が残存しない温度で捲取または熱処理し、酸洗した後、冷延圧下率70%以上で冷間圧延し、再結晶温度以上、800°C以下で3分以下の焼鈍を行い、その後さらに、冷延圧下率70%以下で再冷延を行うことを特徴とするネック縮径加工時の耐しわ性に著しく優れた容器用鋼板の製造方法。
IPC (5件):
C21D 9/48 ,  C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/14
FI (5件):
C21D 9/48 H ,  C21D 8/04 A ,  C22C 38/00 301 S ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/14

前のページに戻る