特許
J-GLOBAL ID:200903063881000412

プラント最適設計方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 雄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-230406
公開番号(公開出願番号):特開2006-048475
出願日: 2004年08月06日
公開日(公表日): 2006年02月16日
要約:
【課題】プラント運用費用・ガス排出量等の最小化を実現可能とした最適設計方法を提供する。 【解決手段】プラントの各機器の最適容量を決定する組合せ最適化問題として定式化し、プラントの負荷パターンを設定し、最適化問題の解候補として各機器容量の設計値を設定する。各機器の起動・停止状態等が計画値として与えられた時、各機器の入出力状態量等を逐次計算して出力し、所定の制約条件を考慮しながら、運用費用・ガス排出量等の最小化を目的関数とし、各機器の起動・停止状態等を状態変数として非線形混合整数計画問題として定式化する。状態変数の初期値を初期計画値に生成し、探索過程の各機器の起動・停止状態等を入力して入出力状態を出力させ、初期計画値を逐次修正しつつ最終的に大域最適解に近い各機器の起動・停止状態、燃料注入量を決定し、組合せ最適化手法により前記設計値を逐次変更しつつ各機器の最適容量を決定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
プラントの設計段階において、各プラント構成機器の最適容量の決定問題を、設定可能な離散値としての機器容量値の中から最適値を決定する組合せ最適化問題として定式化し、 所定期間のプラントの電力負荷、熱負荷、蒸気負荷、空気負荷等の各種負荷の負荷パターンを設定し、 前記組合せ最適化問題の解候補として各プラント構成機器の容量の設計値を設定し、 各制御時間毎の各種負荷値、各プラント構成機器の起動・停止状態及び燃料注入量が計画値として与えられたときに、定常プラントシミュレータにより各プラント構成機器の定常的な入出力状態量等を逐次計算して出力し、 設定された前記負荷パターンに対する負荷種別毎の需給バランスを満足し、かつ、各プラント構成機器の特性上の制約を考慮しながら、所定期間の運用費用最小化、ガス排出量最小化、及び、プラント構成機器のメンテナンス費用最小化を目的関数とし、離散値である各制御時間毎の各プラント構成機器の起動・停止状態及び連続値である各制御時間毎の各プラント構成機器への燃料注入量を状態変数として、プラント運用の最適化問題を非線形混合整数計画問題として定式化すると共に、 前記状態変数の初期値を初期計画値として生成し、前記定常プラントシミュレータに対し探索過程における各プラント構成機器の起動・停止状態及び燃料注入量を入力して各プラント構成機器の入出力状態を前記目的関数の計算用に出力させ、前記初期計画値を最適化手法により逐次修正しながら最終的に大域最適解に近い各プラント構成機器の起動・停止状態及び燃料注入量を決定し、 これらの起動・停止状態及び燃料注入量を用いて、前記目的関数の評価値が最良となるように組合せ最適化手法を用いて前記設計値を逐次変更しながら各プラント構成機器の最適容量を決定していくことを特徴とするプラントの最適設計方法。
IPC (1件):
G06F 17/50
FI (2件):
G06F17/50 650C ,  G06F17/50 612A
Fターム (2件):
5B046AA02 ,  5B046JA04
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (2件)
引用文献:
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