特許
J-GLOBAL ID:200903063891347356
直線案内装置のスライダ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
成瀬 勝夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-206910
公開番号(公開出願番号):特開平10-047343
出願日: 1996年08月06日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】金属製のブロック本体に対して合成樹脂を肉付けしてボール戻し孔やボールの方向転換路を備えた直線案内装置のスライダ形成するに当たり、上記ブロック本体の前後両端面に肉付けした端面成形部の変形を防止し、これによって上記方向転換路を精度良く形成することができると共に、円滑なボール循環を達成することが可能な直線案内装置のスライダを提供する。【解決手段】ボールの負荷転走面を有する金属製ブロック本体40に対して射出成形で合成樹脂を肉付けして製作され、かかるブロック本体40の外側面にはボール戻し孔を形作る側面成形部48が肉付けされる一方、前後両端面にはボールの方向転換部を構成する端面成形部49が肉付けされる直線案内装置のスライダ2において、上記ブロック本体40の上面には上記側面成形部48及び端面成形部49と同時に上面成形部7を肉付けし、かかる上面成形部7で上記ブロック本体40の両端面に位置する端面成形部49,49を相互に連結したことを特徴とする。
請求項(抜粋):
水平部及び当該水平部から垂下する一対のスカート部を有して断面略サドル状に形成され、各スカート部の内面側にはボールが転走する負荷転走面が形成された金属製のブロック本体と、合成樹脂の射出成形によって上記ブロック本体の各スカート部の外側面に肉付けされ、上記負荷転走面に対応したボール戻し孔を形成する側面成形部と、やはり合成樹脂の射出成形によって上記ブロック本体の長手方向の両端面に肉付けされて上記側面成形部と連続し、上記負荷転走面を転走し終えたボールを上記ボール戻し孔へと案内する円弧状のボール案内部を形成する端面成形部とを備え、上記負荷転走面を転走するボールを介して軌道レールと係合し、該軌道レールに沿って運動する直線案内装置のスライダにおいて、上記ブロック本体の水平部の上面には、合成樹脂の射出成形によって上記側面成形部及び端面成形部と同時に該ブロック本体に肉付けされ、上記ブロック本体の両端面に位置する端面成形部を相互に連結する上面成形部を設けたことを特徴とする直線案内装置のスライダ。
引用特許:
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