特許
J-GLOBAL ID:200903063943164425

円筒型蓄電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-335354
公開番号(公開出願番号):特開平11-167914
出願日: 1997年12月05日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】【課題】 渦巻状の極板群を備えた円筒型蓄電池において、その極板群端部に溶接した集電体の形状を改良し、集電体のリブ状突起片と電極先端部との交叉部を十分な強度で溶接し、大電流での出入力を可能にする。【解決手段】 正極板1と負極板2とセパレータ6からなる渦巻状極板群5の上下端面からそれぞれ外方向へ突出した正・負極板1,2の先端部3,4に各々一枚の矩形の集電体7,8を溶接した蓄電池であって、集電体7は、その中心部を通って外縁部近くの内側に終端が位置したI字状の切り欠き孔7bと、この孔とは交わることなくこれとほぼ直角に位置するようにその中央部近くから外縁部に達する長方形状の切り欠き部7cを2個設けた平板部分7aと、各切り欠き部の対向する縁部分7dに下向きに一体に設けられ、極板の先端部と交叉して溶接されるリブ状突起片7eを備えたものとした。
請求項(抜粋):
帯状の正極板と負極板とセパレータよりなり、一方の極板の先端部分が上方へ突出し、他方の極板の先端部分が下方へ突出して渦巻状に巻回された極板群と、この極板群の上下から突出した各極板のそれぞれの先端部分に溶接された矩型あるいはほぼ円板状の平板からなる集電体と、これらを内部に収納した金属製ケースと、このケースを封口するとともに上方にキャップ状の端子を備えた封口板とからなり、前記各極板のそれぞれの先端部分に溶接された集電体は、その平板の中心部を通って外縁部近くの内側に終端が位置したI字状の切り欠き孔と、この孔とは交わることなくこれとほぼ直角に位置するように中央部近くから外縁部にまたがった長方形状の切り欠き部を複数設け、この切り欠き孔と各切り欠き部の縁部には下向きのリブ状突起片をそれぞれ一体に形成したものであって、この突起片のそれぞれは極板の先端部分と交叉してその一部分が極板先端部分に食い込んで複数個所で溶接されている円筒型蓄電池。
IPC (3件):
H01M 2/26 ,  H01M 2/22 ,  H01M 10/28
FI (3件):
H01M 2/26 A ,  H01M 2/22 B ,  H01M 10/28 A
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る