特許
J-GLOBAL ID:200903063972268850

マルチキャリア変調信号復調器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本間 崇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-039375
公開番号(公開出願番号):特開2000-244442
出願日: 1999年02月18日
公開日(公表日): 2000年09月08日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 マルチパスフェージング環境下で、波形歪に起因する復号誤りを低減する。【解決手段】 各サブチヤネル毎の受信べクトル信号に変換するフーリエ変換1し、その信号を既知の送信波形と比較してサブチャネル毎の伝達関数を推定2して受信信号のチャネルの振幅・位相特性を等化3し、受信信号点を軟判定4し、受信レベルを検出5する手段と、ブランチメトリック重み付け手段6と、ブランチメトリックとして入力する誤り訂正誤り訂正回路6と推定チャネル特性の隣接サブチャネル間の変化量を検出する隣接サブチャネル間差分特性検出手段とを備え、ブランチメトリック重み付け手段は、サブチャネル毎の受信レベルに比例した重み付けを行うと共に、推定チャネル特性の変化量の大きさに応じて、変化量が大きい場合に出力ブランチメトリック値を小さくする重み付けを行う。
請求項(抜粋):
複数のサブキャリアを線形ベクトル変調したマルチキャリア変調信号を受信し、各サブチヤネル毎の受信べクトル信号に変換するフーリエ変換器と、該フーリエ変換器により得られた受信ベクトル信号を送信信号の既知データ部分あるいは復号後の受信信号より再生した送信波形と比較することによりサブチャネル毎の伝達関数を推定するチャネル特性推定手段と、該チャネル特性推定手段の出力信号を用いて受信信号のチャネルの振幅・位相特性を等化するチャネル特性等化手段と、該チャネル特性等化手段出力信号の複素平面上の受信信号点を軟判定する軟判定回路と、前記チャネル特性推定手段の出力信号から各サブチャネルの受信レベルを検出する受信レベル検出手段と、前記軟判定回路出力信号をサブチャネル毎に前記受信レベル検出手段により得られた受信レベルで重み付けするブランチメトリック重み付け手段と、該ブランチメトリック重み付け手段出力信号をブランチメトリックとして入力し、誤り訂正復号を行う誤り訂正回路と前記チャネル特性推定手段出力信号を入力し、推定チャネル特性の隣接サブチャネル間の変化量を検出する隣接サブチャネル間差分特性検出手段とを備え、前記ブランチメトリック重み付け手段は、サブチャネル毎に受信レベル検出手段により得られた受信レベルに比例した重み付けを行うと共に、前記隣接サブチャネル間差分特性検出手段により得られた推定チャネル特性の変化量の大きさに応じて、変化量が大きい場合に出力ブランチメトリック値を小さくする重み付けを行うことを特徴とするマルチキャリア変調信号復調器。
IPC (2件):
H04J 11/00 ,  H03M 13/23
FI (2件):
H04J 11/00 Z ,  H03M 13/12
Fターム (6件):
5J065AB01 ,  5J065AC02 ,  5J065AE02 ,  5K022DD13 ,  5K022DD33 ,  5K022DD34
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 周波数選択性妨害訂正装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-152430   出願人:株式会社次世代デジタルテレビジョン放送システム研究所, 株式会社東芝

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