特許
J-GLOBAL ID:200903063986207357
無段変速装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-084002
公開番号(公開出願番号):特開平11-280867
出願日: 1998年03月30日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 トロイダル型無段変速機34の構成部材に加わる荷重を軽減して、耐久性の向上を図る。【解決手段】 低速時には、低速用クラッチ57を接続し、高速用クラッチ58及び後退用クラッチ61の接続を断つ。高速時には、高速用クラッチ58を接続し、低速用クラッチ57及び後退用クラッチ61の接続を断つ。高速時にはトロイダル型無段変速機34の出力側ディスク4にトルクが加わる。このトルクは、全体としての減速比が高速側に変位する程小さくなる。この分、トロイダル型無段変速機34の構成部材に加わる荷重の軽減を図れる。又、各部材の連結状態を工夫する事により、構成部材の数を少なくする。
請求項(抜粋):
駆動源に接続される入力軸及び駆動すべき部分に接続される出力軸と、入力ディスクと出力ディスクとの間に挟持した複数個のパワーローラの傾斜角度を変える事により上記入力ディスクと出力ディスクとの間の減速比を変えるトロイダル型無段変速機と、太陽歯車とリング歯車と遊星歯車を回転自在に支持するキャリアとから成る遊星歯車機構と、これらトロイダル型無段変速機と遊星歯車機構とを連結する1対の動力伝達機構と、上記入力軸と出力軸との間の変速状態を、少なくとも高速走行モードと低速走行モードとの2種類のモードに切り換え自在な切換手段とを備え、低速走行モードでは上記入力軸と出力軸との間の動力を総て上記トロイダル型無段変速機を通じて伝達し、高速走行モードでは動力を上記遊星歯車機構により伝達すると共に、一部の動力をこの遊星歯車機構を介して上記トロイダル型無段変速機に循環させる無段変速装置に於いて、上記遊星歯車機構のうち、上記低速走行モード時に上記出力ディスクから上記遊星歯車機構に回転力を伝達すると共に、上記高速走行モード時に上記遊星歯車機構から上記出力ディスクに動力を循環させる為の第一の動力伝達機構の端部に結合されている部材が上記太陽歯車であり、同じく高速走行モード時に上記入力軸から上記遊星歯車機構に回転力を伝達する第二の動力伝達機構の端部に結合されている部材が上記キャリアであり、上記出力軸と上記リング歯車とが結合されている事を特徴とする無段変速装置。
IPC (2件):
FI (2件):
F16H 37/02 A
, F16H 15/38
引用特許:
審査官引用 (4件)
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無段変速装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-162227
出願人:ダイキン工業株式会社
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特開平1-169169
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無段変速装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-175037
出願人:有限会社ファインメック
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