特許
J-GLOBAL ID:200903063995802403

蓄熱型脱臭処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤野 勝文 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-313025
公開番号(公開出願番号):特開平9-152120
出願日: 1995年11月30日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】 排ガスを一の蓄熱室で予熱した後、直燃室に流入させて加熱し、他の蓄熱室から排出し、各蓄熱室を順次交互に使用して脱臭処理する際に、排ガスが流入する蓄熱室の蓄熱層にヤニが付着して目詰まりするのを防止する。【解決手段】 蓄熱室 (Ha〜Hc) に、排ガス流入方向に対して上流側及び下流側の少なくとも二層の蓄熱層(7u,7d) を形成し、直燃室(3) で加熱された高温ガスの一部を蓄熱層(7u,7d) の中間部分にパージエアとして直接流入させるパージエア供給ダクト(11a〜11c)を接続し、排ガス流入方向に対して上流側となる蓄熱層(7u)を通過した前記パージエアを排ガス流入ダクト(4) に介装された送風機(8)の上流側に還流するパージエア還流ダクト(12a〜12c)を接続したので、パージ運転を行うとパージエア供給ダクト(11a〜11c)から高温のパージエアが蓄熱層(7u)に直接吹き付けられ、その蓄熱層(7u)に付着していたヤニが気化され、蓄熱層(7u)が浄化される。
請求項(抜粋):
排ガス加熱用のバーナ(2)を備えた直燃室(3)に排ガスを流入流出する流路となる蓄熱室(Ha〜Hc) が複数並設され、前記各蓄熱室(Ha〜Hc) には排ガス流入ダクト(4)と処理済ガス排出ダクト(5)が接続されると共に、その内部に蓄熱層(7)が形成されて成り、前記各蓄熱室(Ha〜Hc) を順次交互に使用して、一の蓄熱室で排ガスを予熱しながら直燃室(3)に流入させると共に、直燃室(3)から排出される高温ガスの熱を他の蓄熱室の蓄熱層(7)に蓄熱しながら外部に排出させるように成された蓄熱型脱臭処理装置において、前記排ガス流入ダクト(4)には排ガス発生源から排出される排ガスを各蓄熱室(Ha〜Hc) に送り込む送風機(8)が介装され、前記蓄熱層(7)は排ガス流入方向に対して上流側及び下流側の少なくとも二層(7u,7d)に形成され、各蓄熱室(Ha〜Hc) には、直燃室(3)で加熱された高温ガスの一部を蓄熱層(7u,7d)の中間部分にパージエアとして直接流入させるパージエア供給ダクト(11a〜11c)が接続されると共に、排ガス流入方向に対して上流側となる蓄熱層(7u)を通過した前記パージエアを前記送風機(8)の上流側に還流するパージエア還流ダクト(12a〜12c)が接続され、前記パージエア供給ダクト(11a〜11c)及びパージエア還流ダクト(12a〜12c)には、これらを導通遮断するパージバルブ(13a〜13c, 14a〜14c)が夫々介装され、排ガス流入方向に対して上流側となる蓄熱層(7u)に付着したヤニを除去するパージ運転を行うときにその蓄熱室(Ha〜Hc) に接続されたパージエア供給ダクト(11a〜11c)及びパージエア還流ダクト(12a〜12c)のパージバルブ(13a〜13c,14a〜14c)を開放するバルブ開閉制御装置(15)を備えたことを特徴とする蓄熱型脱臭処理装置。
IPC (6件):
F23G 7/06 101 ,  F23G 7/06 ,  F23G 7/06 ZAB ,  F23G 7/06 103 ,  B01D 53/38 ,  B01D 53/74
FI (5件):
F23G 7/06 101 C ,  F23G 7/06 101 E ,  F23G 7/06 ZAB ,  F23G 7/06 103 ,  B01D 53/34 116 H
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 蓄熱脱臭装置の排熱回収装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-141136   出願人:株式会社タクマ
  • 特開平2-021121
  • 特開昭58-158415
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