特許
J-GLOBAL ID:200903064049833362

周波数シンセサイザ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-202269
公開番号(公開出願番号):特開平9-051268
出願日: 1995年08月08日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】【課題】 位相比較周波数をあまり高くせずに十分な周波数切替性能とスプリアス特性を得ることができ、安価で低消費電力の分数分周方式周波数シンセサイザを提供する。【解決手段】 可変分周器7は分周数発生手段8で発生する整数の分周数に従い分周数を切り替えながらVCO6の発振信号を分周し、かつ、ループフィルタ5の出力でVCO6を制御し、分周数発生手段8は従属接続された複数の積分器とそのキャリーアウト信号を微分する微分器とを備え、前記可変分周器7で発生する位相誤差を分周数発生手段8の最終段の積分器に含まれる加算器の出力から求め位相誤差補償値を出力し、かつ、位相誤差を保証するための信号のパルス幅を前記位相誤差補償値に基づき変化させて前記位相誤差の補償を行う。
請求項(抜粋):
水晶発振器と、その水晶発振器の出力を分周し基準周波数として出力する固定分周器と、電圧制御発振器と、この電圧制御発振器の出力を分周数発生手段の与える分周数で分周する可変分周器と、基準周波数と可変分周器の出力の位相差を検出し、出力する位相比較器と、この位相比較器から出力される位相差信号を平滑化し前記電圧制御発振器を制御する信号として出力するループフィルタと、前記可変分周器に整数の分周数を与えて制御する分周数発生手段とを備え、前記ループフィルタの出力で電圧制御発振器を制御し位相同期ループを構成する周波数シンセサイザにおいて、前記分周数発生手段は従属接続されたn段(n=1,2,3...)の積分器とそのキャリーアウト信号を微分するn-1個の微分器を備え、前記可変分周器で発生する位相誤差を分周数発生手段の最終段の積分器に含まれる加算器の出力より求め位相誤差補償値を出力するように構成され、かつ、前記分周数発生手段から出力される位相誤差補償値に基づき、位相誤差を補償するための信号のパルス幅を変化させて位相誤差補償を行う位相誤差補償手段を備えることを特徴とする周波数シンセサイザ。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 誤差修正シンセサイザ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-040285   出願人:ヒューズ・エアクラフト・カンパニー
  • 特表平5-503827
  • PLL回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-296529   出願人:日本電気株式会社
審査官引用 (2件)
  • 誤差修正シンセサイザ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-040285   出願人:ヒューズ・エアクラフト・カンパニー
  • 特表平5-503827

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