特許
J-GLOBAL ID:200903064051215765
埋め込まれたバイオセンサによる表面増強分光
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
津軽 進
, 宮崎 昭彦
, 笛田 秀仙
, 矢ヶ部 喜行
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-555761
公開番号(公開出願番号):特表2008-531989
出願日: 2006年02月16日
公開日(公表日): 2008年08月14日
要約:
本発明は、生体試料の毛細血管中を流れる体液の分析物の濃度を測定する分光装置、方法及びコンピュータプログラムを提供する。分光装置は、毛細血管の近傍ではあるが当該毛細血管の外側で生体試料に埋め込まれた少なくとも1つのバイオセンシング基質の位置を測定する撮像システムを利用する。バイオセンシング基質は、表面増強分光効果を引き起こすことが可能であり、好ましくは、毛細血管の血管壁が少なくとも半浸透性である、体液の特定の分析物又は分子に可逆的及び選択的に結合する。分光分析を毛細血管の直接内部においてではなく毛細血管の近傍で実行することによって、不利な散乱及び干渉効果を最小化することができるので、得られる分光信号のS/N比がかなり増強される。
請求項(抜粋):
生体試料のボリューム中に位置する生体体液の分析物の濃度を測定し、前記ボリュームが前記体液の前記分析物に対して少なくとも半浸透性である壁によって閉じ込められている分光装置であって、
毛細血管の近傍で当該毛細血管の外側で前記生体試料に埋め込まれて信号増強効果を引き起こすことができる少なくとも1つの基質の位置を測定する撮像システム、
励起放射を発生する放射源、
前記励起放射の焦点を前記埋め込まれた基質上に合わせる焦点調整装置、
前記生体試料から放射される戻り放射を検出する放射検出器、
検出された戻り放射をスペクトル分析し、前記検出された戻り放射を利用して前記分析物の濃度を測定する分光分析システムを有する分光装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (12件):
2G043AA01
, 2G043BA16
, 2G043DA02
, 2G043EA03
, 2G043FA03
, 2G043HA01
, 2G043HA02
, 2G043HA09
, 2G043JA01
, 2G043KA09
, 2G043NA05
, 2G043NA13
引用特許:
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