特許
J-GLOBAL ID:200903038668710649

生体感知用途のための金属微細シェル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 英彦 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-510843
公開番号(公開出願番号):特表2003-504642
出願日: 2000年07月14日
公開日(公表日): 2003年02月04日
要約:
【要約】ラマン散乱を使用した生体分析物のインビトロ及びインビボでの検出方法を簡便化するとともに感度を向上させる。【解決手段】この発明は生体感知用途において使用するための微細粒子(「微細シェル」)、それらを製造する方法、及び化学的及び生体的分析物を、好ましくは、表面増幅ラマン光散乱によって、インビトロ及びインビボで検出するために微細シェルを使用する方法を与える。好ましい粒子は非伝導性コア及びそのコアを取り囲む金属シェルを有する。所定のコア及びシェルの材料については、金属シェルの厚さに対するコアの厚さ(すなわち、半径)の比は粒子の最大吸光度波長を決める。コア及びシェルの相対的な厚さを制御することによって、電磁スペクトルの紫外から赤外領域の所定の波長における光を吸収する生体感知金属微細シェルが形成される。粒子の面は関係する分析物に特有の増幅されたSERS信号を誘起することができる。ある実施の形態においては、生体分子は金属シェルに結合され、配座変化又は反応生成物のSERS信号が検出される。
請求項(抜粋):
複数の粒子及びサポートを有するコンポジションであって、前記粒子のそれぞれが、 独立に限定された半径を有する非伝導性のコアと、 前記コアに接着するととともに独立に限定された厚さを有する金属のシェルと、 限定されたコア半径:シェル厚さ比と、 前記サポートといっしょに測定された場合における紫外から赤外領域おける限定された最大吸光度又は散乱波長と、 表面増幅ラマン散乱を誘起することができる面と、 を有し、前記限定された波長は与えられた電磁放射源の波長にほぼ合致し、さらに、 前記面に結合された少なくとも一つの生体分子と、 前記シェル又は前記生体分子に結合されたレポーター分子と、 を選択的に有しているコンポジション。
IPC (6件):
G01N 33/553 ,  C12Q 1/26 ,  G01N 21/65 ,  G01N 33/543 525 ,  G01N 33/543 ,  G01N 33/543 595
FI (7件):
G01N 33/553 ,  C12Q 1/26 ,  G01N 21/65 ,  G01N 33/543 525 C ,  G01N 33/543 525 U ,  G01N 33/543 525 W ,  G01N 33/543 595
Fターム (24件):
2G043AA03 ,  2G043BA16 ,  2G043CA09 ,  2G043DA02 ,  2G043DA06 ,  2G043EA03 ,  2G043FA05 ,  2G043GA07 ,  2G043GB01 ,  2G043GB16 ,  2G043KA01 ,  2G043KA02 ,  2G043KA03 ,  2G043KA05 ,  2G043KA09 ,  4B063QA01 ,  4B063QQ03 ,  4B063QQ23 ,  4B063QQ68 ,  4B063QR03 ,  4B063QR44 ,  4B063QR82 ,  4B063QS39 ,  4B063QX04
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
審査官引用 (1件)

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