特許
J-GLOBAL ID:200903064052263780

フッ素置換芳香族化合物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 最上 正太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-355454
公開番号(公開出願番号):特開2001-172206
出願日: 1999年12月15日
公開日(公表日): 2001年06月26日
要約:
【要約】【課題】 置換フルオロベンゼン、フッ素置換ベンゾフェノン類またはフッ素置換ジアリルスルホン類等の有用なフッ素置換芳香族化合物を効率的、経済的かつ工業的に製造する方法を提供することである。【解決手段】 ヒドロキシベンゼン類、ヒドロキシ基を有するベンゾフェノン類またはヒドロキシ基を有するジアリールスルホン類等のヒドロキシを有する芳香族化合物のアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩をの一般式(5-2):【化1】で表わされる2,2-ジフルオロ-1,3-ジメチル-イミダゾリジンで表わされるような、ビス-ジアルキルアミノ-ジフルオロメタン化合物等のフッ素化試剤と反応させることによってフッ素置換芳香族化合物を製造する。
請求項(抜粋):
一般式(1)【化1】〔式中、Mはアルカリ金属またはアルカリ土類金属原子を示し、a,bは1から5までの整数で同一でも異なっても良いがa+b≦6であり、X1は、次の(a)、(b)及び(c)からなる群から選ばれる1価の基を示す。(a)アルキル基、アルコキシ基、アリール基、アリールオキシ基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、アシル基、パーハロゲン化アルキル基、パーハロゲン化アルコキシ基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アルキルスルホキシド基、アリールスルホキシド基、アルキルスルフィド基およびアリールスルフィド基からなる群から選ばれる1価の基、(b)式(2)【化2】(式中、Y1はスルホニル基、スルホキシド基、スルフィド基、エーテル基、カルボニル基、炭素数1〜3の2価のアルケニル基、炭素数1〜3のパーフルオロアルケニル基、および直接結合から選ばれた2価の基を示し、X2は前記のX1で示した1価の基及び水酸基のアルカリ金属またはアルカリ土類金属の塩からなる群から選ばれる1価の基を示し、cは1から5までの整数を示す。)、および(c)式(3)【化3】(式中、Y1は式(2)の場合と同様であり、Rはパーハロゲン化アルキル基を示す。)から選ばれた1価の基を示す。〕で表される化合物と有機フッ素化剤とを反応させることを特徴とする、一般式(4)【化4】(式中、a,bおよびX1は一般式(1)と同じである。)で示されるフッ素置換芳香族化合物の製造方法。
IPC (9件):
C07B 39/00 ,  C07C 45/63 ,  C07C 49/813 ,  C07C201/12 ,  C07C205/12 ,  C07C315/04 ,  C07C317/14 ,  C07C317/22 ,  C07D233/02
FI (9件):
C07B 39/00 B ,  C07C 45/63 ,  C07C 49/813 ,  C07C201/12 ,  C07C205/12 ,  C07C315/04 ,  C07C317/14 ,  C07C317/22 ,  C07D233/02
Fターム (6件):
4H006AA02 ,  4H006AC30 ,  4H006TA02 ,  4H006TB13 ,  4H006TB42 ,  4H006TC32
引用特許:
出願人引用 (1件)

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