特許
J-GLOBAL ID:200903064078659282

クロスクリップおよびその締結方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉村 勝俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-132027
公開番号(公開出願番号):特開2006-307996
出願日: 2005年04月28日
公開日(公表日): 2006年11月09日
要約:
【課題】 ワイヤロープの交差部を固縛したときずれや滑りの生じない挟みつけが可能となり、ボルトによる固縛にあたりトルク管理を可及的に排除できるようにすること。【解決手段】 各挟圧部材2,3の合わせ面に交差するワイヤロープ4,5の両方を半没させて嵌着する十字状のロープ溝9,10を形成し、この溝に突入する押圧突起14,15が合わせ面上のワイヤロープ交差位置11を挟んでロープ溝9,10の略溝幅Wの分を隔てワイヤロープが通過する線上に対向して設けられる。ねじ締結力を上げていくことによりロープ溝9,10に突入する押圧突起14,15によってワイヤロープ4,5に曲がり部4a,5aを生じさせ、それを押圧突起14,15に対応する位置の凹陥部12,13に収容する。ワイヤロープ4,5が交差部位で相互に強い力を及ぼしあうことなく、各ワイヤロープ4,5の引抜き耐力が向上される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
対面する挟圧部材間にワイヤロープの交差部を位置させ、その交差位置を避けた部位で挟圧部材をねじ締結し、ワイヤロープを固縛するようにしたクロスクリップにおいて、 挟圧部材の各合わせ面には、交差するワイヤロープのそれぞれを半没させて嵌着する交差したロープ溝が形成され、 挟圧部材のロープ溝には、そのワイヤロープ交差位置とその前後領域において空間を深くした凹陥部が、対面する挟圧部材におけるそれとはロープ溝を違えて設けられ、 前記凹陥部に向けて対面する挟圧部材から迫り出す押圧突起が、ワイヤロープの交差部位を挟む二つの隆起部で形成され、 ねじ締結力を上げていくことにより迫り出す押圧突起によってワイヤロープに生じさせた曲がり部を凹陥部に収容させ、交差するワイヤロープを挟圧部材で固縛しても、ワイヤロープが交差部位で相互に強い力を及ぼしあうことなく、各ワイヤロープの引抜き耐力が向上するようにしたことを特徴とするクロスクリップ。
IPC (2件):
F16G 11/06 ,  E02D 17/20
FI (2件):
F16G11/06 F ,  E02D17/20 103A
Fターム (1件):
2D044DB01
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)

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