特許
J-GLOBAL ID:200903064078842109

流体軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-118979
公開番号(公開出願番号):特開2001-304262
出願日: 2000年04月20日
公開日(公表日): 2001年10月31日
要約:
【要約】【課題】 潤滑剤はテーパ部による遠心力ではシール力が不足するため特に動圧発生溝上部での油膜切れによるコスレや焼け付きの発生を防止する。【解決手段】 回転軸3がスリーブ2開放端側にディスク6に向かって径が小さくなるテーパ部3Aを持ち、動圧発生溝2Bに連続して軸受穴2Aに動圧発生溝と同一深さのスクリューシール溝2Dを有し、テーパ部3Aとスクリューシール溝2Dが対向する間の空間は油たまり部3Bを構成することにより、潤滑剤5Aが回転力により発生するスクリューシール溝2Dのポンピング力によりスリーブ開放端に対し強固にシールされるとともに回転軸3の軸方向に沿って上方から下方へ供給され、動圧発生溝2Bに確実に保持され油膜切れが生じず長期に亘り安定した回転が得られる。
請求項(抜粋):
軸受穴を垂設したスリーブを有し、このスリーブを固定するか、またはスリーブに一体的に設けられたハウジングと、前記スリーブの軸受穴に挿入される回転軸と、前記ハウジングの底部近傍に取り付けられ、前記回転軸の一端が当接するスラスト板と、前記回転軸の他端に固定されたディスクと、前記軸受穴の内面には少なくとも2組の動圧発生溝が構成され、前記回転軸は前記スリーブ開放端側に前記ディスクに向かって径が小さくなるテーパ部を持ち、スリーブ開放端側の前記動圧発生溝に連続して前記スリーブの軸受穴に前記動圧発生溝と同一深さのスクリューシール溝を有し、前記回転軸のテーパ部と前記スクリューシール溝は対向して位置し、その間の空間は油たまり部を構成し、前記動圧発生溝と前記油たまり部に充満される潤滑剤を有する流体軸受装置。
IPC (4件):
F16C 33/10 ,  F16C 17/02 ,  F16C 17/08 ,  G02B 26/10 102
FI (4件):
F16C 33/10 Z ,  F16C 17/02 A ,  F16C 17/08 ,  G02B 26/10 102
Fターム (15件):
2H045AA25 ,  2H045AA43 ,  3J011AA07 ,  3J011AA12 ,  3J011BA03 ,  3J011BA04 ,  3J011BA08 ,  3J011BA10 ,  3J011CA03 ,  3J011JA02 ,  3J011KA02 ,  3J011KA03 ,  3J011LA06 ,  3J011MA03 ,  3J011MA07
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-167111
  • 動圧型流体軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-130067   出願人:松下電器産業株式会社

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