特許
J-GLOBAL ID:200903064110285780
フッ素含有排水の処理方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
綿貫 達雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-234724
公開番号(公開出願番号):特開2003-047972
出願日: 2001年08月02日
公開日(公表日): 2003年02月18日
要約:
【要約】【課題】 排水中に含まれるフッ素を、廃棄物である脱水ケーキを極力発生させずに処理することができるフッ素含有排水の処理方法を提供すること。【解決手段】 脱硫装置から排出される排水をpH調整槽でpH調整を行った後、反応槽で排水中に含まれるフッ素を沈殿化合物に吸着させて凝集沈殿により除去処理する処理方法であって、反応槽に水酸化ナトリウムを加えることによりフッ素を吸着した塩基性硫酸マグネシウムと水酸化マグネシウムを生成させる。次いで、このスラリーをpH調整槽に返送してスラリー中の水酸化マグネシウムを酸と反応させて溶解・排出する。一方、塩基性硫酸マグネシウムはフッ素吸着度を高める。この返送サイクルを繰り返して、最終的にはフッ素を十分に吸着した塩基性硫酸マグネシウムを含んだスラリーを脱水して系外へ取り出すようにした。
請求項(抜粋):
水酸化マグネシウムを吸着剤として用いた脱硫装置から排出される排水を、pH調整槽でpH調整を行った後、反応槽で排水中に含まれるフッ素を沈殿化合物に吸着させて凝集沈殿により除去処理するようにしたフッ素含有排水の処理方法であって、反応槽に水酸化ナトリウムを加えることによりフッ素を吸着した塩基性硫酸マグネシウムおよび水酸化マグネシウムを生成させた後、これらを含んだスラリーをpH調整槽に返送してスラリー中の水酸化マグネシウムを酸と反応させて溶解し処理水として排出するとともに、塩基性硫酸マグネシウムのフッ素吸着度を高め、この返送サイクルを繰り返すことにより最終的にはフッ素を十分に吸着した塩基性硫酸マグネシウムを含んだスラリーを脱水後、脱水スラリーとして系外へ取り出すことを特徴とするフッ素含有排水の処理方法。
Fターム (4件):
4D038AA08
, 4D038AB40
, 4D038BA06
, 4D038BB13
引用特許:
前のページに戻る