特許
J-GLOBAL ID:200903064199909561

スタータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮園 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-319939
公開番号(公開出願番号):特開2001-132597
出願日: 1999年11月10日
公開日(公表日): 2001年05月15日
要約:
【要約】【課題】 従来のスタータにおいては、スタータ内の出力伝達系の各要素の脆弱部分が破損されるおそれがあるという課題があった。【解決手段】 円筒部40Rを有し、ブラケットに固定される固定部材としてのリング40A1を備えるとともに、上記リングにおける円筒部の内周側と上記遊星歯車減速装置におけるインターナルギヤ31Aの外周側とが嵌合された嵌合部50A1が構成され、上記嵌合部50A1は、上記リングにおける円筒部の内周側とインターナルギヤの外周側とを暫定的に嵌合した暫定嵌合部における上記円筒部40Rの端面40s側を切削することにより、上記始動出力軸に印加される回転トルクが所定のトルクを越えた場合に、上記リングに対してインターナルギヤがすべり回転するように設定されるものとした。
請求項(抜粋):
電機子がヨーク内に収納されてなる始動モータと、この始動モータの回転出力を減速して始動出力軸に伝達する遊星歯車減速装置と、周方向の移動が規制され、かつ、軸方向の移動が可能に上記始動出力軸に設けられたオーバーランニングクラッチと、このオーバーランニングクラッチと一体に上記始動出力軸上を軸方向に摺動可能に設けられたピニオンと、上記始動モータへの通電を制御するとともに、シフトレバーを介して上記オーバーランニングクラッチと一体に上記ピニオンをエンジンのリングギヤ側へ付勢する電磁スイッチとを備えたスタータにおいて、円筒部を有し、この円筒部の外周側には回り止めが設けられて、該回り止めにより周方向の移動が規制される如くブラケットに固定される固定部材を備えるとともに、上記固定部材における円筒部の内周側と上記遊星歯車減速装置におけるインターナルギヤの外周側とが嵌合された嵌合部が構成され、上記嵌合部は、上記固定部材における円筒部の内周側とインターナルギヤの外周側とを暫定的に嵌合した暫定嵌合部における上記円筒部の端面側を切削することにより、上記始動出力軸に印加される回転トルクが所定のトルクを越えた場合に、上記固定部材に対してインターナルギヤがすべり回転するように設定されたことを特徴とするスタータ。
IPC (2件):
F02N 15/02 ,  F02N 15/10
FI (2件):
F02N 15/02 M ,  F02N 15/10 Z
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平1-200058
  • スタータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-266868   出願人:日本電装株式会社
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-200058
  • スタータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-266868   出願人:日本電装株式会社

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