特許
J-GLOBAL ID:200903064278006321

クロスダイクロイックプリズムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-122664
公開番号(公開出願番号):特開平10-311907
出願日: 1997年05月13日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】 クロスダイクロイックプリズムを精度良く、容易に得ることができる製造法を提供する。【解決手段】 第1及び第3の直角プリズムとその長さとは異なる第2及び第4の直角プリズムとの4個の研磨する第2工程と、第1のプリズム研磨斜面に第1の色反射用ダイクロイック膜を形成する第3工程と、第2のプリズム斜面と接着した第1接合部材と第3のプリズムの第1色反射用ダイクロイック膜形成面と第4のプリズムの研磨斜面とを接着した第2接合部材とを作製する工程と、第1及び第2接合部材の夫々の製作時においていずれか長さが長い方のプリズムが短いプリズムの両側に接着剤はみ出し面を形成するように接合する第4工程と、第1接合部材及び第2接合部材の各底面を光学研磨する第5工程と、第5工程による第1接合部材または第2接合部材のどちらか一方の底面に第2色反射ダイクロイック膜を形成する第6工程と、第1接合部材または第2接合部材の第2の色反射ダイクロイック膜形成面と研磨底面とを接着する第7工程とを有している。
請求項(抜粋):
断面形状が同じ直角二等辺三角形を有する4個のプリズムを貼り合わせたダイクロイックプリズムであって、同一形状の三角柱プリズムの第1及び第3のプリズムと、前記第1及び第3のプリズムの長さより長いかまたは短い同一形状の三角柱プリズムの第2及び第4のプリズムとを用意する第1工程と、前記第1工程により用意された4個のプリズムの夫々の直角部と相対する底面と直角を挟む斜面の一方の斜面を光学研磨する第2工程と、前記第2工程により研磨された第1及び第3のプリズムの夫々斜面に第1の色反射用ダイクロイック膜を形成する第3工程と、前記第3工程により形成された第1のプリズムの第1の色反射用ダイクロイック膜形成面と前記第2工程により研磨された第2のプリズムの研磨斜面とを接着剤にて接合した第1接合部材と、前記第3工程により形成された第3のプリズムの第1色反射用ダイクロイック膜形成面と前記第2工程により研磨された第4のプリズムの斜面とを接着剤にて接合した第2接合部材とを作製し、第1及び第2接合部材の夫々の製作時においていずれか長さが長い方のプリズムが短いプリズムの両側に接着剤はみ出し面を形成するように接合する第4工程と、前記第4工程により接合された第1接合部材及び第2接合部材の各底面を光学研磨する第5工程と、前記第5工程により研磨された第1接合部材または第2接合部材のどちらか一方の底面に第2色反射ダイクロイック膜を形成する第6工程と、前記第6工程により形成された第1接合部材または第2接合部材の第2の色反射ダイクロイック膜形成面と研磨底面とを接着剤にて接着する第7工程と、を有することを特徴とするクロスダイクロイックプリズムの製造方法。
FI (2件):
G02B 5/04 C ,  G02B 5/04 A
引用特許:
審査官引用 (2件)

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