特許
J-GLOBAL ID:200903064278959019

沸騰冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-341135
公開番号(公開出願番号):特開平11-173778
出願日: 1997年12月11日
公開日(公表日): 1999年07月02日
要約:
【要約】【課題】 連結管5、6の配置に制約を受けることなく、連結管5、6内での沸騰冷媒の液化および凝縮液の気化を抑制して冷媒の循環性を向上させること。【解決手段】 連結管5、6は、沸騰器で沸騰した沸騰冷媒を凝縮器へ導入する蒸気導入管5と、凝縮器で液化した凝縮液を沸騰器へ導入する液導入管6とから成り、それぞれ外管5a、6aと内管5b、6bとを同心上に組み合わせた二重管構造となっている。従って、外管5a、6aと内管5b、6bとの間を流れる冷媒は外部雰囲気の影響を受けやすいが、内管5b、6bの内側を流れる冷媒は外部雰囲気の影響を受け難くなる。これにより、蒸気導入管5が室外ファンの送風を受けて冷却されても、内管5bの内側を流れる沸騰冷媒が凝縮して液化することが抑制される。また、液導入管6が室内ファンの送風を受けて加熱されても、内管6bの内側を流れる凝縮液が沸騰することが抑制される。
請求項(抜粋):
筐体の内部に収容された発熱体を冷却する沸騰冷却装置であって、前記筐体の内部に配され、内部を流れる冷媒と前記筐体内部の高温流体との熱交換を行う高温側熱交換器と、前記筐体の外部に配され、内部を流れる冷媒と前記筐体外部の低温流体との熱交換を行う低温側熱交換器と、前記高温側熱交換器と前記低温側熱交換器とを連結して、前記高温側熱交換器で沸騰した沸騰冷媒を前記低温側熱交換器へ導入し、且つ前記低温側熱交換器で凝縮液化した凝縮液を前記高温側熱交換器へ導入する連結管とを備え、前記連結管は、外径の異なる複数の管を略同心上に組み合わせた多重管構造に設けられていることを特徴とする沸騰冷却装置。
IPC (2件):
F28D 15/02 101 ,  H05K 7/20
FI (2件):
F28D 15/02 101 N ,  H05K 7/20 W
引用特許:
審査官引用 (2件)

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