特許
J-GLOBAL ID:200903064283989880

靭性および延性に優れた高強度パーライト系レールおよびその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-243164
公開番号(公開出願番号):特開平8-104946
出願日: 1994年10月06日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【目的】 レール鋼のオキサイドメタラジーを活用した延靭性改善。【構成】 溶鋼をMg脱酸した C:0.55〜0.90%、Si:0.10〜1.20%、Mn:0.50〜1.50%、 S:0.002 〜 0.035%、Mg:0.0004〜0.01%、Al:0.0005〜0.05%を含む鋼片を、熱間圧延終了後の冷却中にγ粒内に微細なMnSを析出させ、γ細粒化とγ粒内からこのMnSを核としたパーライトを生成させることを特徴とする延性および靭性に優れたレールおよびその製造法。上記成分系に必要に応じてCr,Ni,Mo,Nbの1種以上を添加。上記成分レールをγ域温度から700 〜 500°C間を1〜5°C/sec で加速冷却する高強度高延・靭性レールおよびその製造法。析出したMnSはレール鋼中に 0.1〜10μmの大きさで、その個数が1mm2 あたり 600〜12000 個存在することを特徴とする上記製造法により製造される延性および靭性に優れた高強度レール。
請求項(抜粋):
重量%でC :0.55〜0.90%、Si:0.10〜1.20%、Mn:0.50〜1.50%、S :0.002〜0.035%、Mg:0.0004〜0.01%、Al:0.0005〜0.05%を含有して残部が鉄および不可避的不純物からなり、オーステナイト粒内のMnSを核として生成したパーライト組織が存在し、かつ該パーライト組織中に0.1〜10μmの大きさのMnS個数が1mm2 あたり、600〜12000個存在することを特徴とする、靭性および延性に優れた高強度パーライト系レール。
IPC (5件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 6/00 ,  C21D 9/04 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/48

前のページに戻る