特許
J-GLOBAL ID:200903064314315280

脆性材料とプラスチックからなる積層体を切断する方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ▲吉▼田 繁喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-316963
公開番号(公開出願番号):特開2000-143265
出願日: 1999年11月08日
公開日(公表日): 2000年05月23日
要約:
【要約】【課題】 脆性材料とプラスチックからなる積層体を切削工具を用いて切断する方法及び装置を提供する。【解決手段】 脆性材料/プラスチック積層体1の少なくとも所定の切断線部分のプラスチック4を加熱して、プラスチックの粘度を低下させる。切断工具の積層体表面に対する負荷圧を調整可能に切断工具5を積層体のプラスチック面上に配置する。所定の切断線に沿って切削工具と積層体の間に相対的な動きを生じさせることにより、プラスチックは切断され、それと同時に脆性材料には筋が付けられ、それにより機械的応力を生じる。脆性材料が薄い場合、この段階で切断線に沿って切断される。必要な場合、引き続き筋を付けた脆性材料の破断強度を超えるように、切断線に沿って機械的応力をさらにかける。これによって脆性材料が厚い場合にも切断線に沿って切断される。好適な適用態様は、薄いガラス又はガラスセラミック/プラスチック積層体の切断である。
請求項(抜粋):
脆性材料とプラスチックからなる積層体を切断工具を用いて切断する方法であって、少なくとも所定の切断線部分のプラスチックを加熱して、プラスチックの粘度を低下させる工程、切断工具の積層体表面に対する負荷圧を調整可能に切断工具を積層体のプラスチック面上に配置する工程、切断線に沿って切断工具と積層体の間に相対的な動きを生じさせてプラスチックの切断と同時に脆性材料に筋を付け、それにより機械的応力を生じさせる工程、及び必要に応じて、筋を付けた脆性材料の破断強度を超えるように、切断線に沿って機械的応力をさらにかける工程、を含むことを特徴とする上記積層体の切断方法。
IPC (3件):
C03B 33/023 ,  B26D 3/00 601 ,  B26D 7/10
FI (3件):
C03B 33/023 ,  B26D 3/00 601 Z ,  B26D 7/10
引用特許:
審査官引用 (2件)

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