特許
J-GLOBAL ID:200903064318987401

自動車用シートのヒンジ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-132943
公開番号(公開出願番号):特開平11-032859
出願日: 1998年05月15日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】 強い衝撃が加わったとき、ヒンジのフランジが偶発的に分離するのを防止する。【解決手段】 ヒンジは、シート座部及び背もたれ部にそれぞれ固定し得るようにされた2つのフランジ24、26を備えている。フランジ24、26は、該フランジに対して略垂直なヒンジ軸線Xの周りで互いに対して回転することができる。ヒンジは、ヒンジ制御部材32を備える。制御部材32は、休止位置から少なくとも一方向にヒンジ軸線Xの周りを回転し得るように取り付けられている。ヒンジはさらに、ばね負荷手段を備える。ばね負荷手段は、制御部材32のための近似位置決め手段76を備える。ばね負荷手段は、制御部材32にばね負荷を加えてその休止位置に配置させる。ばね負荷手段はさらに、正確位置決め手段82を有する。正確位置決め手段82は、少なくとも一つのU字形ばね82を備えている。U字形ばね82は、制御部材32を支持する支持部P1の凹所88の端縁と制御部材32の位置決め用平坦部分90との間で、軸方向に当接係合する。
請求項(抜粋):
特に、自動車用シートのヒンジにおいて、2つの接続フランジ(24、26)にして、その一方が固定され且つシートの座部(A)に固定されるようにされ、もう一方が可動であり且つシートの背もたれ部(D)に固定され得るようにされた2つの接続フランジ(24、26)であって、該2つの接続フランジ(24、26)に対して略垂直なヒンジ軸線(X)の周りを互いに相対的に回転し得るようにされた2つの接続フランジ(24、26)と、休止位置から少なくとも一方向にヒンジ軸線(X)の周りを回転可能に取り付けられたヒンジ制御部材(32)と、前記制御部材(32)を近似的に位置決めする近似位置決め手段(76)を有する、前記制御部材(32)にばね負荷を加えてその休止位置に配置するばね負荷手段とを備え、前記ばね負荷手段が、前記近似位置決め手段(76)とは別に、前記制御部材(32)の近似的な休止位置をより正確なものにするようにした、前記制御部材(32)を正確に位置決めする正確位置決め手段(82)も備える、シートのヒンジ。
IPC (2件):
A47C 1/025 ,  B60N 2/22
FI (2件):
A47C 1/025 ,  B60N 2/22
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る