特許
J-GLOBAL ID:200903064344752951
カチオン硬化性組成物用の硬化剤
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
青木 篤
, 石田 敬
, 古賀 哲次
, 小林 良博
, 西山 雅也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-565473
公開番号(公開出願番号):特表2006-511670
出願日: 2003年12月15日
公開日(公表日): 2006年04月06日
要約:
カチオン硬化性組成物における新規な触媒系は、向上した硬化度および熱安定性を有する、無色のカチオン硬化組成物を提供する。その硬化性組成物は、少なくとも1種類のカチオン硬化性モノマーと、光硬化剤Aまたは光硬化剤Bを含む硬化剤とを含む。光硬化剤Aは、光化学活性なカチオンおよび促進性のアニオンを含む、有効量の促進性の光化学活性な塩と、非光化学活性なカチオンおよび抑制性のアニオンを含む、有効量の抑制性の非光化学活性な塩とを含む。光硬化剤Bは、光化学活性なカチオンおよび抑制性のアニオンを含む、有効量の抑制性の光化学活性な塩と、非光化学活性なカチオンおよび促進性のアニオンを含む、有効量の促進性の非光化学活性な塩を含む。光硬化剤Aおよび光硬化剤Bにおける抑制性の塩および促進性の塩は、光示差走査熱量測定(pDSC)および熱示差走査熱量測定(tDSC)によって定義される。この組成物は例えば、光学および電子用途に光学的に無色または低い色のコーティング、接着剤、封入剤、およびシーラントとして有用である。
請求項(抜粋):
a)少なくとも1種類のカチオン硬化性モノマーと、
b)光硬化剤Aまたは光硬化剤Bを含む硬化剤であって、
光硬化剤Aが、
1)光化学活性なカチオンおよび促進性のアニオンを含む、有効量の促進性の光化学活性な塩;および
2)非光化学活性なカチオンおよび抑制性のアニオンを含む、有効量の抑制性の非光化学活性な塩を含み、
光硬化剤Bが、
1)光化学活性なカチオンおよび抑制性のアニオンを含む、有効量の抑制性の光化学活性な塩;および
2)非光化学活性なカチオンおよび促進性のアニオンを含む、有効量の促進性の非光化学活性な塩を含み、
ここで、前記抑制性および促進性のアニオンは光示差走査熱量測定(pDSC)および熱示差走査熱量測定(tDSC)によって定義され、0〜300ジュール/グラム(J/g)のDSC全発熱エネルギー値を有するトリアリールスルホニウム塩のアニオンが抑制性のアニオンとして分類され、300〜750ジュール/グラム(J/g)を超えるDSC全発熱エネルギー値を有するトリアリールスルホニウム塩のアニオンが促進性のアニオンとして分類される硬化剤と、
を含む光硬化性組成物。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (10件):
4J036AJ08
, 4J036DB05
, 4J036FB12
, 4J036FB13
, 4J036GA03
, 4J036GA04
, 4J036HA02
, 4J036JA01
, 4J036JA06
, 4J036JA07
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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