特許
J-GLOBAL ID:200903064358229518

連結器及びプレキャスト部材連結構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 精孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-088857
公開番号(公開出願番号):特開2001-271425
出願日: 2000年03月28日
公開日(公表日): 2001年10月05日
要約:
【要約】【課題】 プレキャスト部材の連結に所期の連結強度を確実に得ることができる連結器を提供する。【解決手段】 第2ロッド14の雄ネジ部14aの先端に取り付けられている制限ナット17を第1締付部材15の第1凹部15e内に挿入することにより制限ナット17の回転を的確に抑制することができるので、第1締付部材15と第2締付部材16とを螺合する過程において第2締付部材16のナット当接面16cが制限ナット17に当接した後に第2締付部材16をさらに締め付けても、制限ナット17は第1凹部15eとのクリアランスを僅かに回転するだけでそれ以上回転することはない。つまり、制限ナット17の供回りを原因として第2ロッド14における制限ナット17の位置がロッド軸方向にずれてしまうことを確実に防止して、適正な引っ張り力を第1,第2ロッド13,14に生じさせることができる。
請求項(抜粋):
第1ロッドがその先端の雄ネジ部が露出するように埋設された第1プレキャスト部材と、第2ロッドがその先端の雄ネジ部が露出するように埋設された第2プレキャスト部材とを、互いのロッドが向き合った状態で連結する際に用いられる連結器であって、第1ロッドの雄ネジ部に螺合可能な雌ネジ孔と締め付け用の雄ネジ部とを有し、雌ネジ孔に第1ロッドの雄ネジ部が螺合された状態で第1ロッドに配置され得る第1締付部材と、第2ロッドが余裕を持って挿入可能な挿通孔と第1締付部材の雄ネジ部に螺合可能な雌ネジ孔をナット当接面を介して連続して有し、挿通孔に第2ロッドの先端が挿入された状態で第2ロッドに配置され得る第2締付部材と、ナット当接面との当接によって第2締付部材の第2ロッド先端に向かう方向への移動を制限するために第2ロッドの雄ネジ部に螺合され得る制限ナットとを備え、第1締付部材と制限ナットのうちの少なくとも第1締付部材は、第1締付部材の雄ネジ部に第2締付部材の雌ネジ孔を螺合するときに、第2ロッドの雄ネジ部に螺合されている制限ナットの回転を抑制するための回り止め部を有する、ことを特徴とする連結器。
IPC (3件):
E04B 1/58 503 ,  E21D 11/04 ,  E21D 11/08
FI (3件):
E04B 1/58 503 E ,  E21D 11/04 A ,  E21D 11/08
Fターム (23件):
2D055GC01 ,  2D055GC02 ,  2D055GC06 ,  2E125AA74 ,  2E125AA75 ,  2E125AA76 ,  2E125AC02 ,  2E125AF01 ,  2E125AG00 ,  2E125BA07 ,  2E125BA27 ,  2E125BA42 ,  2E125BB09 ,  2E125BB19 ,  2E125BC06 ,  2E125BD01 ,  2E125BE06 ,  2E125BE08 ,  2E125BF06 ,  2E125BF08 ,  2E125CA04 ,  2E125CA15 ,  2E125EA17
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る