特許
J-GLOBAL ID:200903064375056414

遠心圧キャンセルプレート

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-082699
公開番号(公開出願番号):特開平11-257373
出願日: 1998年03月13日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 遠心圧発生位置を従来と同等の位置に保った状態で、変形や疲労特性の低下を生じずに、油の廃出をスムーズに行うことができる遠心圧キャンセルプレートを提供すること。【解決手段】 遠心圧キャンセルプレート2の廃出口211のクラッチ締結用ピストン側の径方向外周側端部の位置を外周側に広げることなく、即ち、遠心圧発生位置を外周側にすることなく、固定部3と廃出口211との間隙を大きくすることによって、油の流出をスムーズに行うことができ、クラッチ締結用ピストンの動作を安定させるものであり、遠心圧キャンセルプレート2の廃出口211近傍を、固定部3と接触する面とは反対側に突出するよう形成したものである。
請求項(抜粋):
環状のピストン挿入用の空間を備えるハウジングの前記ピストン挿入用の空間内に、前記ハウジングに対して摺動自在に設けられ、軸方向に往復動可能な環状のクラッチ締結用ピストンと、前記ハウジングの内周側に段差を有するよう設けられる固定部とが配設され、内周側が該固定部に固定され、外周側がシール部を介して前記クラッチ締結用ピストンの内周面と摺動自在に設けられるとともに、内周側に周方向に少なくとも1つ以上の貫通する廃出口を有する環状の遠心圧キャンセルプレートであって、前記遠心圧キャンセルプレートの廃出口近傍を、前記固定部と接触する面とは反対側に突出するよう形成したことを特徴とする遠心圧キャンセルプレート。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭62-052249
  • 特開平4-191530
  • 自動変速機の回転クラッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-046710   出願人:日産自動車株式会社
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