特許
J-GLOBAL ID:200903064459313218

結晶化による物質の精製方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩見谷 周志
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-597040
公開番号(公開出願番号):特表2002-536349
出願日: 2000年01月21日
公開日(公表日): 2002年10月29日
要約:
【要約】本発明は、場合により分別式であってもよい結晶化による物質の混合物を精製する方法および装置に関する。結晶化のプロセスの過程で、目的生成物の他に不純物が析出することがある。というのはこれらが溶解限界を超える高い濃度で存在するからである。本発明の方法によると、析出傾向を有する不純物に対して強い親和性を有する溶媒または溶媒混合物を精製しようとする物質混合物またはその溶融物に添加し、不純物を溶液中に保持するようにする。析出傾向を有する不純物がいく種類かある場合には、不純物のあるものは適当な溶媒を添加することによって溶液中に保持し、残りのものは機械的手段、例えば吸込み、遠心などによりろ過することによって分離することができる。
請求項(抜粋):
場合により分別式でもよい結晶化による結晶性化合物の精製方法であって、前記の目的化合物と少なくとも一種の不純物とを本質的に含有している溶融物質または混合物を少なくとも部分的な結晶化に供し、その溶融物質または混合物に、溶媒または溶媒の混合物を、析出傾向を有する少なくとも一種の不純物が溶液中に保持されるような量で加える上記の精製方法において、析出傾向を有する二種以上の不純物が存在する場合には、少なくとも量的により重要な不純物を、適切な溶媒または溶媒混合物を加えることによって溶液中に保持すること、および、前記の溶媒または溶媒混合物の添加にもかかわらずなお析出する残留不純物をセパレーター(51)によって前記の溶融物質から除去すること、を特徴とする上記の精製方法。
IPC (11件):
C07C 51/43 ,  B01D 9/02 601 ,  B01D 9/02 602 ,  B01D 9/02 604 ,  B01D 9/02 605 ,  B01D 9/02 608 ,  B01D 9/02 615 ,  B01D 9/02 618 ,  B01D 9/02 621 ,  B01D 9/02 622 ,  C07C 57/04
FI (11件):
C07C 51/43 ,  B01D 9/02 601 G ,  B01D 9/02 602 E ,  B01D 9/02 604 ,  B01D 9/02 605 ,  B01D 9/02 608 A ,  B01D 9/02 615 A ,  B01D 9/02 618 A ,  B01D 9/02 621 ,  B01D 9/02 622 ,  C07C 57/04
Fターム (8件):
4H006AA02 ,  4H006AD15 ,  4H006BB14 ,  4H006BB31 ,  4H006BD20 ,  4H006BD82 ,  4H006BD84 ,  4H006BS10
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (1件)

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