特許
J-GLOBAL ID:200903064525561082

波長可変レーザ光源

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-038791
公開番号(公開出願番号):特開2001-230475
出願日: 2000年02月16日
公開日(公表日): 2001年08月24日
要約:
【要約】【課題】 任意の波長を設定してコヒーレント光並に強度が安定なレーザ光を発生することが可能な波長可変レーザ光源を提供する。【解決手段】 分岐器4の分岐出力8は外部に出力し、他方の分岐出力7は利得飽和作用の弱い線形光増幅器5を経て偏波制御器6-1を通過して強い利得飽和特性を有する半導体光増幅媒体1に帰還するリング共振器を構成する。リング共振器における実効周回利得が最大となるように偏波制御器6-1を調整し、リング形光共振器の少なくとも2つの軸モードでレーザ発振するように波長可変光フィルタ2の波長選択幅を設定し、線形光増幅器5の利得を調整して半導体光増幅媒体1を利得飽和状態とする。また、リング共振器のループ長を調整することで、波長可変レーザ光源の軸モード間の光周波数間隔が半導体光増幅媒体1におけるキャリア回復時間の逆数を越えないように設定する。
請求項(抜粋):
光強度に対して負帰還作用を持つ高利得飽和特性を有する半導体光増幅媒体と、不用な戻り光を防止するアイソレータと、波長可変光フィルタと、光を取り出すための分岐器と、低利得飽和特性を有する線形光増幅器と、偏波制御器とをループ状に配置したリング形光共振器を有する波長可変レーザ光源であって、前記リング形光共振器における実効周回利得が最大となるように前記偏波制御器を調整し、前記波長可変光フィルタの中心透過波長近傍で相互相関を持った複数の軸モードでレーザ発振するように該波長可変光フィルタの波長選択幅を設定し、かつ、前記低利得飽和特性を有する線形光増幅器の利得を調整することで前記高利得飽和特性を有する半導体光増幅媒体を利得飽和状態にし、これにより複数の前記軸モードが相関して前記分岐器からの光出力を一定に保持することを特徴とする波長可変レーザ光源。
IPC (3件):
H01S 3/083 ,  H01S 3/137 ,  H01S 5/0687
FI (3件):
H01S 3/083 ,  H01S 3/137 ,  H01S 5/0687
Fターム (13件):
5F072AB13 ,  5F072HH06 ,  5F072JJ05 ,  5F072JJ13 ,  5F072JJ20 ,  5F072KK15 ,  5F072KK30 ,  5F072LL17 ,  5F072YY15 ,  5F073AB28 ,  5F073AB30 ,  5F073BA01 ,  5F073EA29
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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