特許
J-GLOBAL ID:200903064530542495
エアゾール容器用ガス抜き機構付き噴射ヘッド
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
福留 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-198346
公開番号(公開出願番号):特開2003-012057
出願日: 2001年06月29日
公開日(公表日): 2003年01月15日
要約:
【要約】【課題】 ボタン部の上下の揺動操作のみで、その下方に隠した係止片によりボタン部をガス抜きを行わせる押下げ位置に確実に自動係止し得るエアゾール容器用ガス抜き機構付き噴射ヘッドを提供する。【解決手段】 ボタン部20の周面部22の反連結側下端に、ガス抜き機構として係止片30が折り曲げ可能に下方へ延設される。その長さは、その先端の揺動経路が上面周辺部11を通過するように設定され、基部10の周面部12の反連結側上端部分に基部中心側に向けて凸部35を形成すると共に、係止片30の縦方向の中間位置に、この中間位置よりも基端側の係止片部分が基部周面部13に弾接した状態で凸部35が係入する係入溝31を形成する。ボタン部20を上下に揺動させることにより、係止片30を上面周辺部11の上方へ脱出させた位置から通常位置へ復帰させる際に、係止片30の先端が上面周辺部11に当接して自動的に折返され、ボタン部20をさらに押下げ操作すると係止片30が凸部35を摺動する過程で凸部35が係入溝31に自動的に係入する。
請求項(抜粋):
エアゾール容器の頭頂部に下端部分で装着される円筒状周面部及びその上端の上面周辺部を有する基部と、その上端部分に揺動可能に周面部の下端部分で連結され、かつ内側で基端部がエアゾール容器頭頂部から突出するステムに嵌着して、先端に噴射口を有するノズルが設けられたボタン部とを備えると共に、このボタン部の周面部におけるノズルに対して反連結側下端に、ガス抜き機構として係止片が折り曲げ可能に下方へ延設されることにより、この係止片が上方へ折返された状態で基部に係止されてボタン部を押下げ操作位置に拘束するようになったエアゾール容器用ガス抜き機構付き噴射ヘッドにおいて、係止片の長さは、その先端の揺動経路が上面周辺部を通過するように設定され、基部の周面部の反連結側上端部分に基部中心側に向けて凸部を形成すると共に、前記係止片の縦方向の中間位置に、この中間位置よりも基端側の前記係止片部分が前記基部周面部に弾接した状態で前記凸部が係入する係入溝を形成し、ボタン部を上下に揺動させることにより、前記係止片を前記上面周辺部の上方へ脱出させた位置から通常位置へ復帰させる際に、前記係止片の先端が前記上面周辺部に当接して自動的に折返され、前記ボタン部をさらに押下げ操作すると前記係止片が前記凸部を摺動する過程で前記凸部が前記係入溝に自動的に係入することを特徴とするエアゾール容器用ガス抜き機構付き噴射ヘッド。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (7件):
3E014PD01
, 3E014PE21
, 3E014PF10
, 4F033RA02
, 4F033RB03
, 4F033RC15
, 4F033RC24
引用特許:
審査官引用 (1件)
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容 器
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-005658
出願人:豊國樹脂工業株式會社
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