特許
J-GLOBAL ID:200903064536473487

シャッタ兼用絞り装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-262413
公開番号(公開出願番号):特開平10-090752
出願日: 1996年09月10日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】 絞り羽根とシャッタ羽根を兼用した複数の羽根を安定して制御でき、絞りとしての適正な円形の開口と、シャッタとしての完全な遮蔽状態とを容易に得ることができ、信頼性の高いシャッタ兼用絞り装置を提供する。【解決手段】 絞りカム板20と絞り回し板40との間に、中間板30を配置し、絞りカム板20と中間板30との間に3枚の羽根10A〜10Cを配置し、中間板30と絞り回し板40との間に残りの3枚の羽根10D〜10Fを配置した。中間板30には、羽根10A〜10Fの回転軸12と作動軸14に対応して、逃げ用の挿通孔32a〜32fと長溝34a〜34fを形成した。各羽根10A〜10Fは、同一形状で、合計6枚で適正な円形の絞り開口を得る。また、3枚ずつ重ねた構造で、シャッタの完全な遮蔽状態と、高い応答性や動作の安定性を得る。
請求項(抜粋):
カム溝及び中心開口を有する絞りカム板と、中心開口を有する絞り回し板とをそれら中心開口の中心を合致させて対向させて配置し、これら絞りカム板と絞り回し板の間に、回転軸と作動軸とを有する複数枚の羽根を配置し、複数枚の羽根の各回転軸を絞り回し板に支持させると共に、作動軸をカム溝に係合させ、前記絞りカム板と絞り回し板との相対的な回転移動により複数枚の羽根を揺動させ、前記中心開口の内側においてこれら複数枚の羽根により全閉状態ならびに絞り開口を形成するシャッタ兼用絞り装置において、中心開口及び逃げ用溝を有する中間板を設け、前記中心開口を合致させて前記絞りカム板と絞り回し板との間に中間板を配置し、前記絞りカム板と中間板との間、及び、中間板と絞り回し板との間に、前記複数枚の羽根を分散して配置し、複数枚の羽根の各回転軸と作動軸を前記逃げ用溝を挿通させて対応する絞り回し板に支持させあるいは絞りカム板のカム溝に係合させるようにした、ことを特徴とするシャッタ兼用絞り装置。
IPC (2件):
G03B 9/24 ,  G03B 9/10
FI (2件):
G03B 9/24 ,  G03B 9/10 A
引用特許:
審査官引用 (2件)

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